Story38-忘れた- ページ1
無事おうちデートが終わり
家に帰ってスマホをいじろうとしたら…
A「あれっ。ない。」
親「どうしたのー?そんな暴れて。」
A「暴れてないわボケ。スマホがないの。」
親「は?どこに置いてきたのよ。」
A「うーん…あー…。友達の家かも。」
親「じゃあ取ってくるの?」
A「それしかないでしょ。いってきまーす」
親「気をつけるのよー。」
え?友達の家行ってなくね?とか思った?
うん、行ってないよ?
姫華の家しか行ってないよ?
まあ我が家はあまり先輩と後輩と絡んじゃダメという謎の制度がありましてね。
だから私は先輩と言わないで友達と言ってます。
正確に言うと恋人だけどね。(笑)
じゃなくてはやく行かなきゃ。
5分後
A「姫華ー!いるー?」
姫華「えっ?どうしたの?また会いに来たの?」
A「そういうことじゃねぇよ。スマホしらない?」
姫華「あ、これ?」
A「そうそれ!返してー!」
姫華「おっけー。」
A「よかったー。ありがとう!…あ、」
そういえば…
“ H H ” って誰だろ。
A「姫華ってLINEやってる?」
姫華「うん!なんで?」
A「いや、この人誰かなーって。」
姫華「“ H H ”??それうちのだよ。」
A「まじで!?聞いてよかったわー。聞いてなかったらブロックしてたわー。」
姫華「おい!(笑)」
A「へー、姫華のトプ画、可愛いじゃん。」
姫華「…ねぇみかん。」
A「??」
姫華「ペア画とペアメ…しない?」
A「え!?いいよ?しよ!?」
姫華「いいの?みかん、うちとペア画したかったんだ。(笑)」
A「恋人同士でやるのが夢だったからさ。他の男とかやってくれなかったし。」
姫華「他の男?」
A「…えっ。」
姫華「他の男って言ってたから。」
A「…公園でお話聞いてくれますか。」
姫華「夕方になると寒いよ。中で話そ。」
A「…ん。」
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作者名:ひげちゃむ | 作成日時:2017年11月21日 22時