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黒尾side
『ばっ＿＿＿』
すぐに、天久が口を開く。
それに反応した俺は次の言葉を待つ。
｢ば？｣
『馬鹿なんじゃないの？私が告白したのは、ゲームのためだし。勘違いしないでくんない？』
｢は？ゲーム？｣
はぁ、と重いため息をついた天久は｢だから男っていうのは｣と呆れたように呟く。
え、ゲームってなんの話？なんか俺、勘違いしてる？
そんな隙を見逃さなかった天久は、俺の手を振りほどく。
護身術(？)か分からないが、天久は普通ではないことが分かった。
隙があったとはいえ、運動部の男子と同じ力量ってどういう意味だよ。
そして、ベコベコになった紙パックを俺に渡して｢捨てておいて｣と託す。
｢ちょ、おい！｣
『ハァイ勘違いした黒尾くんへ』
いつの間にか校舎に入るドアの近くにいた天久は、振り向かずに話し続ける。
そして、さっきの俺のようにピースを作った。
『ひとつ目の条件は飲む。
ふたつ目の条件は』
そして、校舎に入るドアの取っ手を掴んで、ようやく俺の方を見る。
俺の初恋であろう人物は、この世で1番好きな笑顔を顔に浮かべて口を開いた。
『私をその気にさせたらいいよ。
"黒尾"ではなく"クロ"。
その後、天久は逃げるように、その場から立ち去った。
残った俺は快晴の空を見上げて呟く。
｢ま、頑張ってみますか、
Aがやってくれたように、俺も"天久"ではなく"A"。
そうして、次の授業の準備をするためにジュースを捨てて、俺も教室に戻った。
ーーー
つぎから、黒尾の猛アタックが始まります。
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MANA☆(プロフ) - ゆなちぃさん» 研磨が憧れているゲーマーというのを書いてみたかったんです！最高といって頂き嬉しい限りです！これからもよろしくお願いします！ (4月30日 22時) (
レス) id: 320ec2c20a (このIDを非表示/違反報告)
ゆなちぃ(プロフ) - あの研磨が憧れているだと､､､最高じゃん！更新ありがとうございます！ (4月30日 21時) (レス) @page21 id: f6d2aef25a (このIDを非表示/違反報告)
MANA☆(プロフ) - ゆなちぃさん» はっ初めてのコメントだぁあ！コメントありがとうございます！これからも、クロの可愛さとかっこよさ。そして天久とのイチャコラをどうぞお楽しみください！ (4月6日 15時) (レス) id: 320ec2c20a (このIDを非表示/違反報告)
ゆなちぃ(プロフ) - めちゃくちゃクロカッコいい⭐︎応援しています！ (4月6日 14時) (レス) id: 6caddf7ea4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MANA☆ | 作成日時：2024年3月26日 17時
