･ （増やしました。） ページ5
Aside
うぅ...期限は今日までなのに...
でも、その間に他のゲームを鍛えるのもいいかなぁ。それも悪くない。
だけど、そしたら彼女がいた場合、コヅケンに負けるのは確定だ。うげぇ、考えただけで気持ち悪くなってきた。
かき消すように、さっき握りつぶしした紙パックに力をいれる。
「まぁそこら辺にいるでしょ。天久のことが好きなやつとか結構いるだろうし。天久から告っちゃえば？」
クロが私の頭を優しく撫でる。
傍から見ればめっちゃいいシーンだろう。だけど私には通用しなかった。
私の頭はこうだった。
私のことが好きなやつがいっぱい...？
ワタシノコトガ"スキ"ナヤツガイッパイ...？
え、【鋤】？鋤は木の先に金具をつけて畑を耕すものだよ？え？
考えるのに3.4秒はかかる。
私から告る？
ワタシカラコクル？
次にその言葉をカタカナに変換して理解をしようと頭を働かせる。
それだけで3.6秒。我ながらすげぇな。
ふぅん、私のことが好きな人間が。へぇ、ふーん。しかも男が。ふーん。
じゃあ？別に？私から告っても？恥ずかしくないと？
へぇーふーん。じゃあ黒尾の言葉を糧に近くの男子を告って見ますか。
あれ、男子？
私の頭にひとつの単語が浮かびでる。
他の男子ってなんだ？
私は目の前にいる"人"を"男"として見てないのか？
ギュルンと鳴るくらい首を黒尾に向ける。
黒尾はびっくりした顔を私に向ける。
その顔を見つめながら私は構わず思考を続ける。
実は、黒尾は私のことが好きなのではないだろうか。
今思えば
考えれば考えるほどその説は濃厚となる。
そうだよ。なんで私はこの男を見なかったんだよ。
誰よりも優しくて、誰よりも私のことを考えてくれるこの男を。
これが、私の勘違いじゃないことを願おう。
思わず立ち上がる。
で、どうやって告ろう。
立ち上がって...えと、「ずっと前から好きでした？」いや違う。今、分かったんだし。
じゃあ「ねぇ黒尾。前世のことを覚えている？そう、あの約束を...」とか？うっわ、引くわ無理。
うん。友達の好きな恋愛ゲームの告白を元にやってみるしかない。
まぁアレ、男子が告ってるけど気にしない気にしない。
『1年2組、黒尾鉄朗。私の恋人になってくれませんか』
うっわめっちゃ恥っずい！！
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MANA☆(プロフ) - ゆなちぃさん» 研磨が憧れているゲーマーというのを書いてみたかったんです！最高といって頂き嬉しい限りです！これからもよろしくお願いします！ (4月30日 22時) (
レス) id: 320ec2c20a (このIDを非表示/違反報告)
ゆなちぃ(プロフ) - あの研磨が憧れているだと､､､最高じゃん！更新ありがとうございます！ (4月30日 21時) (レス) @page21 id: f6d2aef25a (このIDを非表示/違反報告)
MANA☆(プロフ) - ゆなちぃさん» はっ初めてのコメントだぁあ！コメントありがとうございます！これからも、クロの可愛さとかっこよさ。そして天久とのイチャコラをどうぞお楽しみください！ (4月6日 15時) (レス) id: 320ec2c20a (このIDを非表示/違反報告)
ゆなちぃ(プロフ) - めちゃくちゃクロカッコいい⭐︎応援しています！ (4月6日 14時) (レス) id: 6caddf7ea4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MANA☆ | 作成日時：2024年3月26日 17時
