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色々とあったが、最終的には黒尾が謝ってくれて(無理矢理)、仲直りした。

よかったよかった。


そして現在、一緒にジュースを買いに行く途中である。


「俺りんごジュース〜」

『私みかんジュースー』


紙パック系のジュース自販機に着いた私達は、謎の買うものを言う儀式をして、それぞれのボタンを押す。

ガタガタッと紙パックが当たる音がして、黒尾が自分のと私のを取ってくれた。


礼を言って、ストローを刺して喉に流し込む。
夏が近づくこの時期に、ちょうどいい冷たさだった。

こういう系のジュースって偶に飲むけど意外と美味。


「んでさァ天久。お前なんか悩みでもあんの?」

『こんの盗み聞き野郎』

「たまたま聞こえたんだって。俺無罪」


無罪を主張している罪人(黒尾)裁判官()は黒尾の目をじーっと見る。

そして、手を叩いて「無罪!」と判決を下した。
目が嘘を言ってなかった。多分。


『笑わないでよ』

「笑うわけないじゃないデスカ。そんなに俺って信用されてない?」

『ごめん。信用は地の底だよ』

「いつにも増して辛辣」


だって私のミートボールも盗むし。私が悩んでいることを"たまたま"聞こえたらしいし。


でもまぁ、悩みは誰かに言うとスッキリするって言うからいっか。

残ったジュースで喉を潤わせて、私は口を開いた。


***
黒尾side


『彼氏が欲しい』

「.......は?」

『現在進行形で彼氏が欲しい』


2度同じことを言ってもらったが、やはり思わず呆けた声が出る。

え、天久の悩みって「太った」やら「金がない」とかだと思ったんだけど。カツアゲされる覚悟あったよ?
*天久さんには普通は通じません。


この前も煽ったら「彼氏なんかいらねぇ!」とか帰り道で叫んでたよね?

え、こいつふざけてる?それか俺、試されてる?


「...そっか」

『うん』


あ、これ本当(マジ)の顔だ。ふざけてない。


あっぶな...あとちょっとでりんごジュースを地面な落とすところだった。


俺たちの周りに冷たい風が吹いた。

・→←無理ゲー◇



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MANA☆(プロフ) - ゆなちぃさん» 研磨が憧れているゲーマーというのを書いてみたかったんです!最高といって頂き嬉しい限りです!これからもよろしくお願いします! (4月30日 22時) (レス) id: 320ec2c20a (このIDを非表示/違反報告)
ゆなちぃ(プロフ) - あの研磨が憧れているだと、、、最高じゃん!更新ありがとうございます! (4月30日 21時) (レス) @page21 id: f6d2aef25a (このIDを非表示/違反報告)
MANA☆(プロフ) - ゆなちぃさん» はっ初めてのコメントだぁあ!コメントありがとうございます!これからも、クロの可愛さとかっこよさ。そして天久とのイチャコラをどうぞお楽しみください! (4月6日 15時) (レス) id: 320ec2c20a (このIDを非表示/違反報告)
ゆなちぃ(プロフ) - めちゃくちゃクロカッコいい⭐︎応援しています! (4月6日 14時) (レス) id: 6caddf7ea4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MANA☆ | 作成日時:2024年3月26日 17時

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