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店員さんに席を案内され、メニューを4人で覗き込む。
「...よし、決めた。俺 ステーキ！！」
「魚定食にしますか」
『グラタンにしようかな』
｢了解、僕も決まったから店員さん呼ぶね」
そう言って、海くんはボタン式のチャイムを鳴らした。
ピポーンと、どこかマヌケな音がする。
すぐに店員さんは来た。速すぎんだろ。
同時に、私の鞄からブッブッと振動音が鳴る。
誰かからのメッセージだろうか。
ポチポチと携帯を操作する。
詠唱画面に映し出されていたのは、兄からのメッセージだった。
あ、連絡すんの忘れてた。
すぐに返信を始める。
＿A、遅いけど大丈夫？
＿うん。連絡しなくてごめんなさい。部活に入ることにして、その部活の1年のみんなで親交会を始めてるの。
＿あぁ、部活に入ることはいいことだよ。楽しんできて。連絡したのは他の要件で、今から出張行かないと行けないから、明日から朝ごはんとか作らなくていいよってこと。
＿分かった。お仕事頑張ってください。
「兄ちゃん？」
『うわっびっくりさせないでよ。
そう、歳の離れたお兄ちゃん』
｢ほーん...｣とつまんなそうにクロは言う。
周りを見渡すと、夜久くん達の姿が見えなかった。
え、いつの間に？
｢夜久と海はドリンクバーに行ってますよ、Aがメッセージ返信する時にね｣
『よかった。ひとり、置いてきぼりにされたかと思った』
｢あれ、俺の姿見えてないかんじ？｣
ふぅ、と軽く息を吐く。空気がうるさいなぁ｢え、俺は？俺は？｣って言ってるみたい。
無視を決め込む。
というか、空気って話すのかな...今度の夏休みの自由研究にしよ。
実験台は既に決めたのである。
『あ、クロ。お兄ちゃんもいない感じだし、今日私の家に来れる？』
｢お前何言ってんの？？｣
え、私変なこと言った？めっちゃクロが驚いてんだけど。
｢なにって？｣と聞くと、大きくため息をついて私の頭をわしわしと撫でた。
｢うん。そういう純粋でピュアなとこ、俺的にはマジで好きだよ｣
『？ それはよかった』
｢そういうとこ！！｣
わしわしとさっきより強く撫でて｢あ"あ"〜！！｣と悶絶する。
周りの目があるからやめてほしんだけど。
｢......さすがにやめとくよ、そのAがお願いしたゲームは明日からやろう。
絶対だからな絶対だからな！！｣
『う、うん。分かった。じゃあ登録だけしとくね』
夜久くん達が帰るまで、クロは私の頭を撫でてくれた。
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MANA☆(プロフ) - ゆなちぃさん» 研磨が憧れているゲーマーというのを書いてみたかったんです！最高といって頂き嬉しい限りです！これからもよろしくお願いします！ (4月30日 22時) (
レス) id: 320ec2c20a (このIDを非表示/違反報告)
ゆなちぃ(プロフ) - あの研磨が憧れているだと､､､最高じゃん！更新ありがとうございます！ (4月30日 21時) (レス) @page21 id: f6d2aef25a (このIDを非表示/違反報告)
MANA☆(プロフ) - ゆなちぃさん» はっ初めてのコメントだぁあ！コメントありがとうございます！これからも、クロの可愛さとかっこよさ。そして天久とのイチャコラをどうぞお楽しみください！ (4月6日 15時) (レス) id: 320ec2c20a (このIDを非表示/違反報告)
ゆなちぃ(プロフ) - めちゃくちゃクロカッコいい⭐︎応援しています！ (4月6日 14時) (レス) id: 6caddf7ea4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MANA☆ | 作成日時：2024年3月26日 17時
