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no-side
「えぇとAちゃん...って呼んでいい？」
『いやもうAで呼び捨てしちゃっていいですよ。そんな気にしないですし』
「いやいや流石に無理だよー」
休憩中に先輩に囲まれているAを遠くから見ていた黒尾はむっと頬を膨らませる。
まるで俺の好きなやつに近寄るなオラ、とでもいうように。
それを見た夜久と海がヒソヒソと声を潜めて話す。
「黒尾って天久さんのこと好きだったりすんの？」
「断定は出来ないけど...この表情じゃあそうなんじゃないかな」
「ほーん...」
夜久はボールを操りながら、興味なさそうに黒尾を眺める。
黒尾は相変わらず剣呑な眼で先輩を睨んでいた。
ボールを操りながら夜久は、面白いことを考える。
そして、にひっと意地悪そうに笑みを浮かべて黒尾の肩をつついた。
「おい黒尾」
「ん？どうした」
呼ばれた黒尾はAから視線を外して、下を見る。
「あのさ。今日1年だけで夜ご飯食べようぜ？」
ーーーーー
Aside
『誘ってくれてありがとうね〜』
「いいよいいよ。天久さん歓迎会だし」
『夜久くんって本っ当に礼儀正しいよね...育ちがいいっていうか』
「そうか？」と顔を赤く染める夜久くん。
絶対この子モテるよ...私の恋愛センサーが反応してる。
(天久の恋愛経験:彼氏０人。告られた数1回黒尾くんから。つまり信用すんな！！)
クロを見ると、海くんにいじられていて、恥ずかしそうにしていた。
あ、クロと言えばなんか先輩と話しているとすっごい視線送られたけど...気のせい？
路地裏で黒猫に睨まれた感覚だったよ...
思い出して背筋が震える。
考え事は良くない。まずはご飯だ。飯がなきゃ戦は出来ぬ。
『でさ〜お夕飯どこで食べんの？』
なんかサプライズでもしてくれんのかな、海くんとクロが先導していってる感じだし。
クロ達を見ると、3人で顔を合わせて黙り込んでいた。
え、まさかの決めてない？
『えぇと...なに食べよっか』
「「肉！！/魚！！」」
『よし、ファミレス行こう』
「近くのファミレスはこっちの道だね」
『あ、地図用意ありがとう〜』
同時に違う食べものを言いやがって...考えちまうだろうか。
「魚！」と「肉！」と叫んでいる馬鹿2人を無視して、海くんのスマホを覗く。
気が利く男だなこの男...これまでこの馬鹿2人を束ねていたんだから相当な男だ。
変なところで感心する。
結局、なんでも揃っているファミレスに行くことに決定した。
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MANA☆(プロフ) - ゆなちぃさん» 研磨が憧れているゲーマーというのを書いてみたかったんです！最高といって頂き嬉しい限りです！これからもよろしくお願いします！ (4月30日 22時) (
レス) id: 320ec2c20a (このIDを非表示/違反報告)
ゆなちぃ(プロフ) - あの研磨が憧れているだと､､､最高じゃん！更新ありがとうございます！ (4月30日 21時) (レス) @page21 id: f6d2aef25a (このIDを非表示/違反報告)
MANA☆(プロフ) - ゆなちぃさん» はっ初めてのコメントだぁあ！コメントありがとうございます！これからも、クロの可愛さとかっこよさ。そして天久とのイチャコラをどうぞお楽しみください！ (4月6日 15時) (レス) id: 320ec2c20a (このIDを非表示/違反報告)
ゆなちぃ(プロフ) - めちゃくちゃクロカッコいい⭐︎応援しています！ (4月6日 14時) (レス) id: 6caddf7ea4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MANA☆ | 作成日時：2024年3月26日 17時
