まほと×わたし

三角係 ページ17

サグワsiten

相馬さんが俺に言ったこと、それは。

「サグワが本当にAちゃんを好きなら告白をする。」

だった。
最初は親方に悪いしAちゃんを困らせるから嫌だと思った。
だけど自分の気持ちには嘘を付けない
どうせ叶わぬ恋ならいっそ告白して吹っ切れようと、そう思ったんだ。
そう決断した俺はリビングへ向った。


サ「Aちゃん！ちょっと近くの公園行かない？」

あ『いいけど…どうして？』

サ「話したいことがある…から。」

その時の親方の顔を見るとすごく真剣だった。
多分……親方は気付いていたのだろう。
ごめん親方、Aちゃんに伝えたい事だけ伝えさせて。
それを伝え終わったらこれからもずっと
Aちゃんを幸せにしてあげてね。

マ「A行って来いよ？俺は大丈夫だし外行くんならコンビニで酒とアイス買ってきてくんね？ｗ」

あ『まほと、私達未成年だからお酒買えないｗ』

マ「あ、そうだったｗじゃあ家にあるので我慢する(´・ω・｀)」

サ「親方最初からそれ飲んでよ〜ｗ」

そんなこんなで外へ出た。
家から10分ぐらいの所に公園に着いた。
そこには星が見える丘がある、そこで思いを伝えよう。

あ『で、話って？』

サ「実はね、俺…始めてあった時からAちゃんが好きでした。親方の彼女だって事はわかってる、でも自分の気持ちには嘘付けなくて…。」

俺の声は震えていた。
情けないな……本当。

あ『ごめんなさい……でも好きって言ってくれて嬉しかったよ、ありがとうサグワくん。』

そう言った君は優しく微笑んで涙を流した。

サ「ちゃんと振ってもらえて良かったよ、ありがとう。これからも友達としてよろしくね！」

あ『もちろん！』

そう言ってコンビニにより仲間家に帰った。
これで俺の恋の話はお終い。
もちろんちゃんと吹っ切れたよ。
この恋はいい思い出にすると決めた。
好きにならせてくれてありがとう、Aちゃん。

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