まほと×わたし

諦めきれない思い ページ16

サグワsiten

レコーディングが終わって仲間家に帰ってきたら
そこにいたのは今一番会いたくて会いたくなかった人。
そう、Aちゃんだ。
親方に招かれて来たんだなそう思いながら挨拶をした。
親方にしか見せないその表情は可愛いくて仕方がなかった。
俺には叶わないなんてことわかっているのに
諦めがつかなくて君を見る度に好きになって
もうどう使用もないんだ。
そんな時に君は

あ『そうだね！サグワくんも遊ばない？』

こんな可愛いことを言ってくる。
余計好きになっちゃうじゃん…。

サ「お、俺はいいや！編集あるし」

もちろん断った。
残念だけど……。
なんて考えながら部屋へ戻って動画の編集をしてた。

コンコン

とノックが聞こえた。
だーれ？と言うと

相「俺だよ、入っていい？」

サ「相馬さんか！入っていいよ！」

そう言って相馬さんを部屋へ入れた。
すると相馬さんは俺が思ってもみなかったことを俺に言った。

相「サグワってさ、Aちゃんのこと好きなんでしょ？」

サ「え、なんでわかったの？」

相「みててわかるよ、Aと話してる時は凄く楽しそうでAちゃんがマホトと話してる時は悲しそうな表情してる。」

サ「そうだったんだ…。」

相「好きになるのはいけない事ではないし好きになるのは仕方ないからダメとは言わないけど2人の幸せの為には諦めるのが一番だよ…。サグワの気持ちはわかるよ？でもね、これ以上Aちゃんを好きで居続けても苦しむのはサグワだし…。」

サ「わかってるよ…でも諦めきれないんだよ…。」

相「じゃあ、こうしてみたらどうかな？」

相馬さんが俺に言った事は……。

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