母の涙は ページ2
「貴方だって、Aほっぽいて他の女の人の家にお邪魔しているんでしょう!?Aはもう高校生ですよ!?少しはきちんとして下さいよ!」
「うるせぇ!女のくせに生意気な口叩くんじゃない!女は男より価値が下なんだ!黙って男の言うことを聞いていればいいんだ!」
母は、涙目になりながら私の心配をしている。
……父は、本当に自分のことしか考えていない。
これだから、男は。
私といえばソファで目を伏せ音楽プレイヤーで好きな曲を聴いていた。
……時折、母の様子を伺いながら。
スキがあれば、あの男から母を離すつもりだ。
私は男が嫌い。
みんな、みんな、みんな
嫌い。
_____ついに母は、ボロボロと大粒の涙を流し嗚咽を漏らしていた。
「ふっ、うぅ、……っ」
「困ったらすぐ泣けばすむもんな!女は!」
そして、ついに父は拳を握り、母を______
殴ろうとしていた。
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美雨(プロフ) - あんスタの薫ですか!?笑 (2018年4月8日 17時) (レス) id: 52b86810f6 (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと - まだ途中だけど…。好きです!一話目からもう…。がんばってください!!! (2017年9月17日 17時) (レス) id: 8fec62c115 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧散 | 作成日時:2017年8月27日 19時