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彼女の目からは大粒の涙が流れていた
和「あぁーまっさんが泣かしたー。」
潤「俺じゃねぇーし！！
本当、感情丸出しだな…Aちゃんは。」
「潤君だからです。
私、ずっと潤君が大好きだから…。」
潤「好きでいてくれてありがとう。」
「潤くーん…！！」
何て…何故か彼女は横に抱きついた
裕「ちょっちょっと！！
俺、松潤ちゃうで！！
潤君はあっち。」
「あっ…！！
すっすいませんっ！！
潤く〜ん！！」
彼女は一瞬、横を見て頭を下げると潤君に抱きつきにいった
和「何か不思議ってか…変わった子ですね…。
純粋無垢って感じがします。」
信「やなー。
そいや…結局、残りの武器はどうなったんや？」
章「俺が長刀で大倉が弓矢。」
信「確かに弓矢は力要るからなー。
これで全員、武器は持ったか。
社長、俺達はこれからどうすりゃええん？」
社「地下に車を3台用意している。
まずは車で地図にある星印のとこに向かえ。
星印の場所には衣食住に困らない施設がある。
また都内の各地区をマーカーで線引きしている。
地区ごとに調査をし感染者を1人でも多く抹殺する事。
理由は現段階で感染者を治す術がないから。
犯人も都内からは出てない可能性が高い。
絶対、都内の何処かに居る筈だ。
皆…頼んだぞ。」
智「頼んだって…。
おっちゃん、抹殺って事は人を殺すって事だよな…。」
社「そうだ。
だが…犯人をすぐに見つければそれも少人数で済む。
感染源が分かれば薬を作るのに時間はかからない。
今は感染者から血液を採取して薬を試行錯誤しているが、それよりも犯人に全てを聞き出して作る方が早い。」
智「確かにそうだけど…。
探しまくって犯人が見つかるとは限らないし、どれだけ時間が掛かるかも分からない。
俺達が感染者の抹殺を終えれる保障もない。
おっちゃん…幾つか約束してくれ。
1つ、絶対に俺達を裏切るな。
2つ、全てが終わる迄、衣食住は保障する事。
3つ、何かあれば必ず連絡してくる事。
4つ、俺達の家族や仲間は全員守る事。
最後に…必ず薬を完成させる事。
この5つ…必ず守ってくれ。」
社「…分かった。
全て約束しよう。
ただ最後に言うが…個人では絶対に行動しない事。
感染者や敵が何人居るか分からない。」
智「分かってる。
大体、想像は付く。
じゃあ薬はおっちゃんに頼むから…。
皆…行こう…。」
社「気を…付けて…な。」
彼は1人、先に部屋を出ると皆は彼に付いていった
彼女はというとまだ部屋に居た
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作者名：智☆和也☆章大☆忠義Love | 作成日時：2020年1月7日 18時
