Blood of hell (ページ6)

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和「ジョニーさん。
俺達は受けないって言いましたよね？
何でそこまで俺達にこだわるんですか？
薬への対応能力が高いってだけでしょ？
体力が要る任務なら若い子に任せりゃ…(社「君達は薬が効きやすい分、ウイルスにかかりにくい。
でも他の人達にそんな効果はない。
仮に…そんな効果がない人間が感染者に触れたら？
触れただけで即死か殺人者になってしまう。
だからこの任務は君達じゃなきゃ出来ないんだ。」

翔「だったら、こんなに集めなくても彼等だけで充分じゃ…。」

社「…君達が死なない為に言ってるんだ。
もし見ず知らずの感染者に自分が殺されそうになったらやり返すのではなく死ぬのが君達だろう。
けど…君達が居なくなれば健常者を1人も救う事が出来なくなる。
さて…残りの5人に問う。
戦わず殺さず自分達が死ぬ覚悟で他人を見捨てるか戦って感染者を殺害し1人でも多くの希望ある人間を生かすか…。
まぁ…どちらにしても死が一番近くにある事に変わりはないがな。
じゃあ…君達はどんな未来にしたい？
明るい方に歩みたいなら武器と荷物を手に取れ。」

智「そんな簡単に決めれる様な事じゃねーんだよ！！
確かに1人でも多くの人を救いたい。
でも俺達に誰かを救える力はない。
それに感染者の人達だって元は良い人も沢山居た筈…。
なーおっちゃん。
感染者を殺さないで済む方法はねぇーのかよ？」

社「ウイルスに対抗出来る薬が出来れば殺さずに済む。
だが、現状はまだ開発段階で感染者を殺す以外に健常者を生かす方法はない。」

雅「ねぇーリーダー…。
俺…

…やるよ。
横達だけにやらせたくない。」

智「相葉ちゃん…。」

翔「ったく…。
相葉君は本当、情に流されんだから。
俺も相葉君が心配だから入るよ。」

潤「…俺も入る。
5人でARSだろ？
相葉君が言ってる事は分かるし翔君が居るなら大丈夫だよ。」

智「松潤まで…。
…分かった。
でも…ニノは残れ。
筋肉女子以下のニノが強い相手に捕ま…(和「それでも…俺を1人にしないで下さい。
俺だって銃とかの遠距離用武器を使えば力になれます。」

智「それは分かってる。
でも強い相手に捕まったら？
ソレらは意味を成さない。
俺はニノが大切だからこそ言ってんだ。
けど…本当はニノと一緒に居たい。
何かあってもニノを守れる自信はないけど…

…俺に、俺達に付いてきてくれるか？」

和「当たり前です。
じゃあ俺は銃を貰っていきますね。」

ニノは近くにあった数多くの武器から銃を取り出した