Blood of hell (ページ4)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:3,096 hit

4● ページ4

横が体に触れた何かに腹立ち、勢い余って鎌を振ると感染者の1人が赤い血を流し倒れていた

裕「ちょっちょっと待って…。
おっ俺…ひっ人を…。」

横はその場に崩れ落ちた

その隙を狙い別の感染者が横を襲おうとした時…

『パーンッ！！』

銃声が周りに響き渡ると感染者が血を流し倒れている

す「お前…何、動揺しとんねん…。
これで後、1人。さっさと倒すで。」

と、意気込んだその時…

『シュッ……！！』

何処からか槍が飛んできた

飛んだ槍は2人を襲おうとした感染者の体を貫いた

？「横山君達、大丈夫ッスか…？」

不安そうに3人を見つめるのは槍を投げた彼だった

？「すっすばる君が襲われそうやったから思わず…。」

す「良くやった。
ありがとうな亮…。」

亮「うっうっうっ…。
でっでも人を…。」

す「そやけど…俺を助けようとしたんやろ？
それに社長が言ってたで。
「感染者なら殺しても罪に問われへん。」って。
敵はもう居らんし一旦…社長んとこ戻ろ。
なー横ーその子どないするー？」

裕「一旦、社長んとこ連れてく。
それが一番安心やろし。
君…名前は？歳は？」

？「それはそっちが先に名乗るべきだと思いますけど…名乗らなくて大丈夫です。
私、ARSが好きだから…///
皆さんはKJ∞ですよね？
私、AAって言います。
23歳のフリーターです。
因みに…ARSの中では…(信「もうええ…。
分かった。
あっ…今なら俺達に付いてくればARSに会えんで。
今、建物ん中に…(「本当ですか！？
会いたいです！！会わせて下さい！！
何処までも付いていきます！！」

信「なら、付いてき。
俺達が案内したる。」

「はっはい！！」

彼女は陽気に雛の後に続いて建物の中に入っていった

一方…外に残されたメンバーはと言うと…

裕「やっぱ雛の奴すげーわ…。
よし！！俺達も事務所戻るか。」

す「やな。
でも横…急に逞しなったな。
ついさっきまで動揺しとったのに…。」

裕「そっそれ言うな///
まだ受け入れられへんのに…。
俺…ホンマに人を…。」

す「でも…それで助かる人が居るなら良いんやない？」

裕「そっそやけど…。
でも…この人達に罪は…(す「あんな…。
人を襲う様な人は元からまともや無いやろ。」

裕「そんな訳あらへん…きっと…。
感染したから狂気的になって誰かを襲ったんやないかな？
まぁ…普段からそういう事しとる輩も居るとは思うけどさ…。」