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丸が辺りを見ると中々の数の感染者が居た
智「これは遠距離かまとめてやる方がはえーか？
翔君、横とすばるを外に出して。
丸はニノと錦戸を無線で呼んでくれ。」
隆「分かった！！」
翔「了解。」
丸と俺は智君の指示に従って動いた
O.Sside―
智「さーて…一体、何人居るんだ？
こんだけの人、殺せるかな…。」
1人なった俺は少しでも人数を減らす為、攻撃を避けながらナイフを1人ずつ突き刺していく
1人…2人…5人…8人…
もうすぐ10人目にいきそうな時だった
後ろに気配を感じて振り返ると感染者らしき人が俺に飛びかかってくる為に猛スピードで走ってきた
追いつかないと思い諦めようとしたその時＿＿＿
？「大野さーん！！」
バァーン！！！…バァーン！！！…
何年も聞いてきた彼の声が聞こえてきた
と、同時に銃声音が幾度となく聞こえてくる
振り返れば辺りは倒れた人達と赤い血が目に入った
ただ立ち尽くす俺に近寄って来たのは手を震わせながら銃を持った彼
？「大野さん。
無事で良かった…。
俺…頑張ったよ。」
智「こんなにも震えて…怖かっただろに…。
ニノ、よく頑張った。
後は俺に任せろ。
弾、補充する時間要るだろ？」
和「ありがとう…大野さん。
後、何人居るんですかね…。」
智「ざっと見たところ30人位かな…。
じゃあ…行ってくる。」
和「気を付けて…。
後…絶対に死なないで下さい。」
智「言われなくても分かってる。」
彼の言葉を噛み締め敵が居る場所に向かう
走って数秒も経たないうちに感染者に囲まれた
智「そんなに人殺しが楽しいかねー。
仕方ねぇー。
1人ずつ来いや！！」
俺の声に一番重症かと思われる感染者が襲いかかってきた
襲いかかってくる相手の隙間を縫ってナイフを腹に刺した
智「はぁ…はぁ…。
これが何十回もあんのかよ。
殺られる前に体力切れで死ぬわ…。」
やっぱりナイフじゃ1回につき1人が限界だと諦めかけた
けど…
さっきニノと生きて帰るって約束した
だから諦める訳にはいかねぇーんだ
・
・
・
あれから何分経ったんだろう…
あれから何人殺した？
気が付けば周りのコンクリートは赤い血で染まっていた
ふと一瞬、油断していたら後ろから銃弾の音がした
後ろには数人の赤いのを流して倒れている人と背丈がニノと変わらない男性が立っていた
智「ニノ…じゃねぇーよな…。
…すばる…か？」
相手に声をかけるとすぐにこっちへ駆け寄ってきて言葉を発した
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作者名：智☆和也☆章大☆忠義Love | 作成日時：2020年1月7日 18時
