Blood of hell (ページ1)

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プロローグページ1

＿＿＿20XX年

謎のウイルスが突如として都内に広まった

都内の人口は広まったウイルスによる感染者が増えて激減

他道府県へのウイルス感染を防ぐ為、都内はコンクリートの壁によって隔離された

人口激減の原因は感染者同士の殺し合いと感染者による殺人

感染者は狂人とかし、健常者は身を潜め、感染者に怯える日々が続いていたある日…

彼等は社長に呼ばれて事務所に来ていた

裕「なー。
こんな時に呼び出すなんてどないしたんやろな。
ひょっとして…関西に移転するんか？
それとも…。」

翔「さぁ？
でも他のグループの人達が居ないのは不自然だな…。
そう考えたら皆、もう…。」

雅「翔ちゃん、変な事言うの止めてよ！！
皆、生きてる！！
死ぬ訳ないじゃん！！」

翔「まぁ…それもそうだな。
横の言う様に移転かな…。」

なんて…この時の彼等はこの後、壮絶な戦いに巻き込まれるとは思ってもいなかった

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事務所に着いて、暫く待っていると社長が顔を出した

社「君達に集まって貰ったのは他でもない。
この事務所にあった菌を盗んだ犯人を探し出し、ウイルスの息の根を止めて貰う。
それにはまず…ここの正体を話さなければならない。
ここはただの大手芸能事務所ではない。
裏では日々、人の為に新しい薬品を開発している研究所になっている。
ところがある日、ここの研究所にあった菌が盗まれた。
その菌は良薬を作る事もウイルスを作る事も出来る菌で今、それがウイルスとして蔓延している。
蔓延したウイルスを消す薬は新たに作成しているところで必ず完成する。
その間、君達には武器を渡すから健常者を感染者から守って貰いたい。
君達には感染者を殺害しても良い許可を政府が出している。
どうだ…受けるつもりはあるか？
いや…良心の塊である君達に殺人は無理か？
そうなれば自分達の大切な人、仲間、自分自身…。
全員があの世行きだ。
最悪、犯人は見つけなくても良い。
でも…時間を稼いで欲しいんだ。
ウイルスに対応出来る薬を作る時間を…。」

智「おっちゃん…。
それって正気？夢じゃねーのか？
俺達が人を殺すだなんて出来る筈ねぇーだろー。」

社「普通ならそうだよな…。
でも…誰かがピンチになってたら？
助けられるのは君達しか居ないんだ。
君達を見込んで…(翔「何で俺達なんですか？
それなら警察官なり自衛官の人達に頼めば…。」