エイプリルフールの嘘。 (ページ11)

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episode.9 ページ11

阿「あれ、もっと遅くなるのかと思った」

結局遠回りもせずに帰ればみんなと同じタイミングで帰ってきちゃって。

お仕事に支障が出るようになるんだし、マネージャーにだけは言っておこうかな。

深「病院どうだった？」

『大したことはなかったんだけど、ちょっと疲れが抜けにくいらしくてまた病院に行くことになったんだ』

『だから悠くん、スケジュールの調節したいからちょっといいかな』

マネ「わかった。」

マネ「わざわざ呼び出してどうした？」

『なんか、神経やっちゃったらしくて、。』

『ほんとばかだよね、すのーまん、これからなのに、っ、』

マネ「プライベートな時に無理して笑う必要なんてないから。」

マネ「このことは？誰にも言わないつもり？」

『悠くんに言ったじゃん』

マネ「いや、俺じゃなくてさ、あべちゃんとかもっと言うべき相手がいるでしょーよ」

『ずっと言わないつもりだよ、もちろん辞めるときも。』

マネ「え、？お前辞めんの？」

『神経やっちゃったおかげでそのうち踊れなくなるらしいんだよね』

『だからみんなに迷惑かける前に辞めるつもりだよ。まあ悠くんには迷惑かけちゃうかもだけど。』

マネ「そんな大事なことあいつらに言わなくて…」

『大事なことだから話したくないんだよ。』

優しすぎるお兄ちゃんたちだから。