1．再開 ページ2
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「あ〜もう疲れた…！」
夏も終わりに近づき肌寒くなった夜。
俺、西宮彪雅は仕事の残業をたった今終わらせた所だった。
「腹減った〜！」
会社を出た直後に携帯の音が鳴る。
元メンバーの夜久衛輔からだった。
俺は音駒出身でバレー部だった。
衛輔はロシアでバレーのプロをしているらしい。烏野のチビちゃんも天才セッターもバレーをしている。他の奴らもだ。
俺は高校でバレーを辞めるつもりだったから続けることも無く大学もバイトしたりして普通にその後は就職した。
「もしもし」
俺が電話に出ると「彪雅今暇！？」と突然言われる。
「うん。今仕事終わったところ…どうしたの？」
「今からさリエーフと飲み行くんだけど、彪雅も来ない？」
「行く！！！！」
その後はお店の名前を教えてもらい俺はルンルンで店に向かった。
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「彪雅さんだ！！」
「おーリエーフ！相変わらず顔だけはいいな！顔だけは！」
店の前で待ち合わせしていて、俺を見つけた瞬間声をかけてくるリエーフ。
相変わらず犬のしっぽが見える…
顔だけはと言われリエーフは「中身もかっこよくなりましたー！」と不貞腐れたように言った。
…やっぱりガキじゃねぇか。
「彪雅急に呼んで悪いな」
「いいよ。衛輔も久しぶり」
「おう！」
その後は店に入りリエーフと衛輔は有名人だから当然のように個室に案内される。
さすが有名人…と思うのが普通なのだろうがまあリエーフと衛輔だ。高校からこーなるのは予想していたから、別にさすがとは思わない(褒めてる)
さっそく酒とつまみを頼み、近況情報交換が始まった。
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作者名：ハヌル | 作成日時：2020年7月25日 14時
