君にありがとう【 Ren 】 (ページ4)

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岸「あれ?廉と片瀬さんって仲良かったの?」

永瀬「あ…俺と、Aは幼稚園の頃めっちゃ仲良かったんよー」

岸「マジかよ!!」

永瀬「でも、小中離れてさ、転校する度にAの事ずっと探してた。」

岸「すげぇ運命じゃねーかー」

永瀬「やろー?この高校で片瀬Aってあってびっくりしたわ。」

「あ…トイレ……行きます…」

永瀬「はよ戻ってきてな?」

私は頷いてトイレへ急ぐ。

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優太side

岸「なぁ俺、片瀬さんと話したいんだけど…」

永瀬「Aはそんな簡単に心開かんで?」

岸「マジかよ…なんで?」

永瀬「小さい頃から人が怖いらしいんよ。」

岸「…そっか。」

永瀬「ぐいぐい行くと嫌われるで?
Aは自分に自信が持てなくて
マスクと眼鏡付けるんよ。」

岸「マジで…でも俺頑張るわ!」

永瀬「でも、何で話してみたいん?」

岸「それは、」ガチャ＿

永瀬「あ、Aー」

片瀬さんが帰ってきた。

永瀬「あーゆーた」

岸「ん?」

永瀬「俺とAが仲いいって事秘密やからな?
教えたら目の前でそば食べてやるわ(笑)」

岸「絶対に秘密にするから!」

永瀬「ん、約束」

岸「あ、もうすぐチャイムなるわ!」

永瀬「マジ!?はよ行こかっ」

岸「やべぇーぜーっ」