これが14話 ページ16
?「おや?誰か居るのかい?」
男にしては少し高い声で優しく話しかけるこの声、私は昨日聞いたことがある。
『あれ?幸村くん?』
幸村「あ、福沢さん!…昨日はだい『ああーーー!!幸村くん!放課後空いてるかな!?』…部活の前なら空いてるけど…」
幸村くんは少し驚いていたが、承諾してくれた。
護衛の事云った方がいいかなぁ…
中原「A、知り合いか?」
『あー…昨日の山川の件で少し(ボソッ)』
中原「成程な…じゃあ俺も行く。手前1人じゃ危なっかしくてみてらんねぇ」
『はァ?なんだァ?私が何時そんなことをしたと云うんですかぁ?』
中原「山川」
『すいまっせーん、来てくださーい』
まじで今度太宰さんに中也の写真送ってやる。中学生してる中也送ってやる。
幸村「2人とも仲がいいんだね、俺達も一緒していいかな?」
中原「…構わねぇぜ 」
テニス部の面子は円状に座り始めた
私の隣は幸村くんと中也。んんんん…白河からの視線が…
『ち、中也ぁ…その卵焼き頂戴』
中原「やだよ、てめぇのあんじゃねぇか」
『紅葉さんの卵焼き食べてみたいやん?』
中原「わーったよ、ほれ」
と中也は私に差し出してきた。
差し出し…さしだ…は?
あーんですか?この面子の前で?なにこれ、ポートマフィア流の拷問ですか?
中原「ん?食わねぇのか?」
『いや、食うし。パクッ…うんまぁ〜!!紅葉さん凄い!美味しい!』
中原「ははっ、ありがとな。姐さんも喜ぶ。」
『仕方ないからナオミちゃんが作った卵焼きもやろう!ナオミちゃんの手作りも美味しいよ!』
私が中也に仕返しの気分でアーンとやると
中原「パクッ…お!うめぇ!お前んとこ甘めなんだな、俺結構好きだぜ。」
え、なんか、私作ったんじゃないのになんか嬉しい笑
帰ったらナオミちゃんに報告しよ!
そんな事をやっていると幸村くんがなぜか、あ!と声を発した。
幸村「2人とも転校してきたばかりだから俺達自己紹介しよう」
という流れで自己紹介をする羽目になった。
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作者名:やゆよ x他1人 | 作成日時:2020年5月31日 2時