かわいいね (kawanishi) ページ10
4月、桜が舞う
私は大学生になる
高校生の時に比べて髪色も明るくなったしメイクだって勉強したしいい匂いの香水だって買った
すこしはかわいくなれているだろうか
流石に10代のうちに青春とやらを経験したい
｢よし！がんばろう！｣
そう桜の花を見ながら思っていたら何かにぶつかった
｢きゃっ、｣
k｢ごめんなさい、大丈夫ですか？｣
眉毛も口角も下がって心配そうにみているきれいな顔の男の人
｢桜よりきれい、｣
k｢え？｣
｢あ！すみません！失礼します！｣
はずかしい、思ったことが全部口に出てしまった、
それにしてもあんなにかっこいい人がこの学校にいると言う事実が信じられない
その日以来自然と名前も知らないあなたを探し求めていた
･
･
ジリジリと暑い夏の日あまりにも暑くて喉が渇いた
自動販売機に向かうとずっと探していたあなたがいた
｢あ、｣
k｢ん？あー、！もしかしてどっかで会ったことある？｣
｢はい 春にぶつかっちゃった人です｣
｢覚えてるんですか？｣
k｢まああんな真剣に桜よりきれいなんて言われたらな｣
あ、笑った 鼓動が激しくなるからやめて欲しい
｢聞こえてたんですか？ 笑｣
k｢面白かったし嬉しかったしかわいかったから 笑｣
k｢そういえば名前はなんていうん？｣
｢Aです｣
k｢Aちゃんって呼ぶね、俺は川西拓実｣
k｢拓実でもなんでもいいよ｣
｢拓実くん｣
k｢りょーかい｣
そこから学校であってはあいさつを交わしてたまに一緒に帰ったりカフェに行ったりして仲良くなるうちに好きという気持ちに変わるのは早かった
k｢ほんま美味しいもの食べる時かわいい顔するよな！｣
｢拓実くんだって！｣
k｢そういえばさ、昨日駅に一緒にいた人誰なん？｣
k｢いや、友達ん家行こうと思ってたら見かけたから｣
｢あの人は高校の同級生で佐藤景瑚って言う人だけどどうかしたの？｣
k｢彼氏なんかな〜？って思って、｣
｢お友達だよ〜！｣
拓実くんが安心したように息をはく
そんなことしたらまるで私を気にしてるみたいじゃないか、
k｢またどっかいこうね｣
k｢今日送って行けなくてごめんな｣
k｢気をつけて帰って｣
もう帰らなきゃ行けないのか、、
｢大丈夫だよ！｣
｢またね！｣
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フウキ - いえいえ！これからも頑張ってください！ (2022年2月23日 10時) (
レス) id: df4d6de387 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - フウキさん» コメントありがとうございます気づいていなかったので助かりましたすぐ外させていただきます(；；) (2022年2月21日 20時) (レス) id: 875fe2e360 (このIDを非表示/違反報告)
フウキ - オリジナルフラグ立ってますよ！ (2022年2月21日 7時) (レス) id: df4d6de387 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 | 作成日時：2022年2月10日 21時
