こっち来ないで (kono) ページ21
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あなたが同じ学校にいると知ったのは夏の終わりだった
講義中ただ何となく窓の外を眺めた、
そこには見覚えのある顔があったのではっとして目線を外した
｢なんで純喜が、？｣
あれは4年前の夏、あなたは受験勉強を理由に私から離れていった
その日から何度も純喜の名前を呼んだし、探したのに隣にはもうあなたはいなかった
まだ短い人生ではあるけれど1番愛した人だった
そんなことを思い出していると講義が終わったらしい
｢会っちゃったらどうしよう、｣
｢いや、でも、学校広いし｣
会ったらまた好きになると分かっていた
だから、話しかけないで、忘れさせてよ
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それから友達と合流して食堂に向かう
席に着くと2人組の男の子たちが話しかけてきた
k｢あのすみません、席空いてなくてここいいですか？｣
『いいですよ！ 』
｢え、？｣
k｢え？｣
k｢もしかしてA？｣
ああ会ってしまった
｢あ、うん｣
k｢めちゃくちゃ久しぶりやんか｣
『え、なに知り合い？？！』
｢中学の時の同級生なの｣
k｢ちょっとさ後で話さへん？｣
｢うん、分かった｣
ダメだって、それ以上目を見られたらもう気持ちが溢れちゃうから、
k｢ほんまに久しぶりやんな｣
k｢綺麗になったな｣
｢純喜もかっこよくなったね、元々かっこいいけど｣
k｢なあ、俺から離れていったのにほんまに自分勝手やけどあれからもずっとAのこと好きやった｣
k｢寄り戻して欲しい｣
自分の中でのセーブはもう効かなくなる
貴方への思いと涙が溢れて止まらない
｢ほんと自分勝手だよ、私だってあの時から1度も純喜を忘れたこと無かったのに｣
｢最低｣
｢でもだいすき｣
終わり
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フウキ - いえいえ！これからも頑張ってください！ (2022年2月23日 10時) (
レス) id: df4d6de387 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - フウキさん» コメントありがとうございます気づいていなかったので助かりましたすぐ外させていただきます(；；) (2022年2月21日 20時) (レス) id: 875fe2e360 (このIDを非表示/違反報告)
フウキ - オリジナルフラグ立ってますよ！ (2022年2月21日 7時) (レス) id: df4d6de387 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 | 作成日時：2022年2月10日 21時
