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〜A宅〜
『稜雅くん、座んな…？笑』
稜｢いやいや、初めましての家に来ていきなりソファーとかに座られたら引くだろ？｣
『い、いやぁ？』
稜｢ずかずかぼすんっだぜ？絶対ダメだろ…｣
『いーから稜雅くんは座って！』
稜｢はーい、失礼しまーす…｣
｢わんっ！｣
稜｢うわぁ！びっくりした！え、Aん家犬いたの！？｣
『そうだよ〜。猫もいる』
稜｢うっそ、見当たんねぇ｣
『わんころの方が人懐っこいけど、にゃんの方は人見知りでなかなか人前に姿は現しません…』
稜｢へぇー。名前は？｣
『Aですっ！』
稜｢まぁーベッタベタだな｣
『うるさいっ笑わんがアドラでにゃんがシオンだよ』
稜｢かっけぇー名前だなー。ｱｯ、よろしくお願いします｣
『アドラは稜雅くんにメロメロだねぇ』
稜｢自惚れていいくらい俺のこと好きだろうなってわかるわぁ｣
『かっこいいのが分かるんだねぇ〜』
稜｢おまっ、分かる犬だなぁ〜｣
『シオン〜出といで、悪い人じゃな…多分悪い人じゃないよ〜』
稜｢いや訂正しなくて良かったですけどね？多分余計なの付いちゃってるから｣
｢...にゃあ〜｣
『うっそ、出てきた』
稜｢へぇ〜もっふもふで思ってたよりちっこかった｣
『アドラもシオンもまだ10ヶ月？くらいだからねぇ』
稜｢赤子か貴様ぁ〜っ｣
『シオンも今であの距離ならもーそろそろ来るんじゃないかなぁ』
稜｢俺も低い姿勢になってた方がいい？全然床に這い蹲るけど｣
『大丈夫です笑…あ、スリスリしてる』
稜｢えっ、かわいっ。きゅんっ｣
『さぁ稜雅くんの語彙力が無くなったところで、今日はうちらの日だからインスタ用の写真撮ろーっと』
稜｢ちょちょちょ置いてくな置いてくな｣
『はい？』
稜｢いやいや、はい？じゃなくて。なに、俺らの日って｣
『えー？だから、3月15日は、3号車と15号車の日でしょ？』
稜｢あー、なるほどな？｣
『稜雅くんはアドラ抱っこしてて！撮るよー』
稜｢はいチーズとかねぇんだな！｣
『はーありがとー！さ、投稿するかぁ』
稜｢ちょー、おーい｣
『はーい？』
稜｢そのー、あれだよ、ツーショット的なの撮ってもいいんだけど。｣
『あ、ほんと？珍しいねぇ？』
稜｢ニヤニヤすんな？｣
『じゃー撮ろ。はい、もっとくっついて〜？』
稜｢ちょ近っ！ほっぺたが当たってますよーAさーん？｣
『いいんです！はい、チーズっ』
稜｢もーしばらく写真はいいや｣
『稜雅くん、いい笑顔！』
稜｢ふはっ笑喜んでるなら何でもいいわ笑｣
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作者名：じぇねとも | 作成日時：2024年3月19日 14時
