出会い ページ33
あなたside
ゆま「ゆたちゃん♪」
ゆた「おいどうした、今日一段ときめぇぞ」
ゆま「なぁーんでそんな酷いこと言うの…僕ちん泣いちゃう…」
ゆた「お前、だるぅ!ちょ、A!こいつどっか連れてって!」
『ご希望に添えかねます…』
ゆま「ゆうたぁ〜ん」
......
あたしが悠馬に出会った時の記憶
悠馬とは幼稚園の頃に出会いました。
実はあたし元々北海道出身なんですけど、パパの仕事の都合で東京に越してきました。
幼稚園は年中さんから通ってたんだけど、4歳だった当時のあたしはとにかく泣き虫ひっつき虫で、ママとパパを探しては先生にくっついてた気がする。笑
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『うぇぇぇ…っ…ママぁ…』
先「寂しいねぇ…今ママもパパもお仕事頑張ってるからね」
『…グスッ……ッ』
先「…そうだAちゃん、先生と一緒にあのおもちゃで遊ぼっか!」
『…んーん……』
多分相当先生のこと困らせちゃっただろうなぁ…あの時はごめんなさいでした…
そして彼は急に現れました
『うぅ…ッ…グスッ』
ゆま「…なんで、ないてるの、?」
『…?』
ゆま「…Aちゃん、いたいの?」
『…んーん…、いたくない』
ゆま「そっかぁ、じゃあなくのやめる?」
『ママ…いない…グスッ』
ゆま「ままにあいたいの、?」
『あいたい…さみしいよぉ…』
ゆま「じゃあ、Aちゃんがさみしくないように、よこにいてあげる?」
『…ありがとお』
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え、どっから現れたぁ〜?みたいな笑
ほんとに悠馬はちっちゃい時からくまの〇ーさんみたいな子で、THEおっとりさんって感じでした
とっても優しかった悠馬少年は、その日から毎日毎日泣いてるあたしの横でブロックを積上げたり、紙飛行機を折って一人で遊んでました。
多分あたしが1人にならないようにしてくれてたんじゃないかな
悠馬がいたから、その後の幼稚園も楽しく通えたのよね
そしてそしてなんと、私と悠馬の実家がお隣さんということで、小中高と毎日(どっちかが休まない限り)一緒に登校してました
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『ゆーうーまー!学校行こー!』
ゆま「ま、まってー!あ、ランドセル忘れた」
『遅ーい!!!』
『ゆうま、今日体育あるよ』
ゆま「あ、体操着忘れた」
『アホがぁ〜』
ゆま「おはよ〜、後ろ乗ってく?」
『当たり前じゃろが。あたしを歩かせる気!?』
ゆま「いえいえ滅相もございませんお嬢様」
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じぇねとも(プロフ) - お豆さん» はじめまして!読んでくださってありがとうございますっ(*^^*)嬉しいお言葉…!これからも頑張ります! (2022年4月1日 13時) (レス) id: c3b257cc05 (このIDを非表示/違反報告)
お豆 - はじめまして! お話面白かったです!更新、頑張っててください! (2022年4月1日 9時) (レス) @page15 id: 26f7b2d3a3 (このIDを非表示/違反報告)
じぇねとも(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます!これからも面白いお話をかけるように頑張ります(*^^*) (2022年1月20日 20時) (レス) id: c3b257cc05 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - はじめまして!お話面白かったです!更新頑張ってください!これからも応援します!!! (2022年1月20日 20時) (レス) id: 9b97fff7dc (このIDを非表示/違反報告)
じぇねとも(プロフ) - com.cocoさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです(*^^*)頑張ります!! (2022年1月20日 1時) (レス) id: c3b257cc05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じぇねとも | 作成日時:2022年1月17日 4時