10 飛ばして6月 ページ10
白「ふぁー。」
いつもどおりの生活。いつもどおりの朝。それが、変わろうとしていたことに、俺は気づかなかった。
俺はいつもどおりに、登校していた。ん?今日は、風紀委員の制服検査かぁ。・・・めんどいな。裏口から行こうか。
白「パーカーのことで、すごい言われたことを、思い出すなぁ。」
そんなことを、ぼやきながら裏口の門を飛び越える。ほとんど使わないから、鍵がしまっているんだ。俺は、教室に向かおうとした。
けど、声がした。
「〜〜〜〜〜。〜〜!!」
白「?」
何を話しているのか、聞き取れなかったから俺は、声のしたほうに足を向けた。そこで、驚きの光景を見た。
白「楓・・・。」
楓が、5人の女子に暴行を受けていたからだ。どうやら女子は、テニス部のファンクラブの人らしい。
女「あんたなんか、みんなの前に出れない顔にしてやる!」
一人の女が、鉄の棒を振りかざした瞬間に、僕は飛び出して楓をかばった。
ガンッ
女「「「!!」」」
楓「!神風君!?大丈夫なん!?」
女「あ、神風君・・・。これは・・その・・。」
俺はふらつきながら、立ち上がった。血が頭から流れているから、怖いだろうな。あー、前髪が落ちてきちゃった。左目見えちゃうし。まぁ、いいかぁ。俺は、両目で思い切り女子を睨んで、言い捨てた。
白「俺、いじめとかする人、・・・大嫌いなんだよね。早く消えてくれん?目障りなんだよね。10秒以内に消えんと、ぶっ殺す。」
女「「「!!」」」
女子はすぐに、走り去っていった。白夜も、立ち去ろうとしたが、楓のことを思い出し、振り返る。
白「楓、大丈夫なん?」
楓「おん。うちは、少し蹴られたり殴られたりしただけや。痣ぐらいですむし^^」
白「そうか。よかった。・・・楓、テニス部に関ることしたん?」
楓「おん。マネやってるんや。」
白「そっか。」
俺は意識が朦朧としてきたけど、なんとか立っていた。すると、何人かの生徒がこっちに向かって走ってきた。
蔵「楓!!」
全「「「!?」」」
ユ「お前、それどないしたんや!?」
白「あ?」
金「それより、早く止血しなきゃ!貧血になって倒れてまう!!」
白「ハハ。気遣いありがとう金色さん。もう立っていられません^^」
俺は笑顔でそういうと、意識を手放した。
ドサッ
楓「神風君!!」
銀「病院に連れて行くで!」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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しょうどうぶつ(プロフ) - 金ちゃんって四組だったと思うのですが。 (2019年3月17日 14時) (レス) id: 6b43d9f71a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 夢羽さん» 教えてくれて、どうもありがとう^^ (2012年8月25日 2時) (レス) id: 3187976ae5 (このIDを非表示/違反報告)
夢羽(プロフ) - 32話目の最後らへんで白夜のセリフ「おいしかったー^^」じゃありません??気になっただけですので気にしないでください! (2012年8月24日 19時) (レス) id: a0fee9951a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 美音さん» どうもありがとう^^頑張ります☆ (2012年8月23日 19時) (レス) id: 3187976ae5 (このIDを非表示/違反報告)
美音(プロフ) - とってもおもしろいです!頑張ってください! (2012年8月23日 19時) (レス) id: 01d9c75b68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよこ | 作成日時:2012年8月20日 17時