男装少女は毒舌！？〜四天〜

４９　　部屋 ページ49

カチャッ
楓「ひろー！」
白「二人部屋にしては広い・・・。」

部屋には、机に椅子・ベッドが二つ・小さい冷蔵庫・風呂・トイレがついていた。
豪華すぎるだろ・・・

白「楓、窓側のベッドでいい？」
楓「おん。ええよ＾＾」

二人は、荷物をベッドに置く。うわー、座ったらすごい沈むんですけど！！これは、すぐに寝れるね。

楓「１０時まで少し、時間あるやん。」
白「ほんとやな。」

そう話していると、放送がなった。

『今から、マネージャーはコートの近くにある小屋に来い！』
白「楓、行ってらっしゃい。」
楓「行ってきマース。」

楓が出て行ってから、１０分後に俺もラケットを持ってコートに向かった。もちろん、音楽を聴きながらね。

？「あ、四天の一年君だ！」
白「誰スか、あんたら。」

廊下には、青色と白色のジャージの人らが４人いた。あー、越前と言う奴と同じ学校か。

不「僕は不二周助。三年だよ。よろしく＾＾」
大「俺は大石秀一郎。三年で、隣の菊丸とはダブルスをやってるよ。よろしく。」
菊「俺は菊丸英二だよん！三年。よろしくねん♪」
白(この人・・・テンションうざい。)
手「俺は青学の部長の、手塚国光だ。よろしく。」
白(弦兄と、同類か？)

俺は、四人の特徴を生かしながら、名前を覚えた。

不「白夜君も、コートに向かうところかい？」
白「そうッスけど。」
大「じゃぁ、一緒に行かないか？」
白「別にいいッスけど。」

なぜか、一緒に行くことになってしまった。にしても、菊丸さんの世話係は大石さんか。大変だな。

不「君は、音楽が好きなのかい？」
白「おん。音楽聴いてると、うるさい騒音も聞こえないんで。」
不「なるほどね＾＾」

話をしながら行っていると、コートについた。すると、いきなり後ろから抱きつかれた。

白「！！」
遠「白夜！遅いでぇ！！」
白「遠山、はな・せ。死ぬ・・まじ・で。」

遠山の奴、力こめすぎなんだよ！まじで、息苦しい・・・

蔵「金ちゃん！毒手くらいたいん？」
遠「嫌や！！」
白「ケホ、ケホ・・・。」
不「大丈夫かい？」

不二さんは、俺の背中をさすりながら顔を覗いてきた。

白「大丈夫です。そんなことより・・・。」

俺は遠山に歩きよった。

白「遠山、今度から俺に抱きつくなよ？禁止だ。もし、抱きついたら、お前を一生無視してやる。」
遠「無視は嫌や！わかったわ・・・。」
白「はぁ。」
大「すごい・・・。」
手「すごいな・・・。」

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