男装少女は毒舌！？〜四天〜

４４　　新曲できたでぇ！！ ページ44

―合宿四日前
カランコロン
白「中山さん、来たでぇ。」
中「お、来たか。こっち座れや。」
白「おん。」

俺は中山さんに指定された、席に座る。岡山さんたちも集まってきた。

中「曲できたでぇ。ほい。」

中山さんに一つのＣＤを手渡しされる。俺は受け取ると、かばんの中にしまう。

中「お前の得意なロックにしとったけん。作曲頼むで？」
白「まかせな。歌う人は？」
岡「今回は、白夜ちゃんだけよ。」
白「了解。・・・あのさ、ＰＶにのせる写真なんだけど。」

俺はそう言って、ノートを見せる。

白「謎の集団的な感じにしといたら、人気出るかもしれないじゃん？だから、古い感じの動物の仮面を被って、今回は着物を着るのはどうかな？」
神「いいじゃん！白夜最高！」
白「サンキュ＾＾曲ができしだい、少し練習してupさせよう。」
中「了解。」
白「じゃ、俺帰るけん。」

俺は家に帰ってから、ＣＤの曲を音楽プレーヤーに入れて、覚える。その曲を聞きながら作曲をした。


―合宿二日前
白「中山さん！」
中「お、来たか。それじゃ、はじめようぜ！」

今日は店はお休み。来てすぐに、練習を始める。
疲れるけど、すごく楽しい。本気で歌うと、ストレス解消にもなるし＾＾


昼は岡山さんの手作り料理を食べてから、着物を着付ける。

白「男子はこれ。」

俺は甚平を渡す。紺色に黒・茜色だ。女は、別の部屋で浴衣に着替える。

白「岡山さんは、これね。」
岡「かわいいー＾＾」

岡山さんは、藤色の浴衣。丈は短くて、太ももの中間ぐらいだから、黒色のスパッツと合わせる。中山さんらも、丈は短くしてる。あとは、チョーカーをつけて・・・完成。

白「うん、完璧。」
岡「ありがと！」
白「いえいえ。」

俺は、赤色の甚平に着替える。歌い手としては、女だけど、甚平のほうが似合うし。

赤色の甚平の丈は岡山さんと一緒。けど俺と中山さんらは、甚平と同じ生地のズボンをはく。で、赤色のカツラとカラコンをつけてっと。

白「よし。じゃ、中山さんらのところに行こう。」
岡「おん。」

部屋に戻ると、甚平に着替えている中山さんら。似合ってるじゃん。

白「後は、仮面だね。」

俺はカバンの中から、猫と狐の仮面を出す。どれも古風でかっこいい。

白「猫は誰する？」
岡「猫。」
上「俺も猫がええ。」

仮面をつけてから、防音対策している部屋で演奏をする。演奏をしているところは、動画にしてＰＶにつける。
終わったのは、夜だったから店に泊まることに。

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