男装少女は毒舌！？〜四天〜

４１　　テスト結果 ページ41

あ〜、眠い。そういえば、今日はテスト結果が発表されるんだよね。楽しみだな〜。
俺は少し楽しみにしながら、学校内に入る。今日は朝練は休み。

白「あ。」

俺は楓を見つけて、駆け寄る。

白「おはよう。」
楓「おはよう＾＾白夜すごいやん！」
白「何が？」
楓「これ！」

楓はそう言って、テストの順位が記されている紙を指差した。俺は、自分の名前を探す。

白「お〜、どこ？」
楓「見つけてないんかい！！」
白「朝から、ツッコミすごいね・・・。」

俺が楓のツッコミに感想を言っていると、後ろから頭を撫でられた。振り向くと、白石先輩たち。

白「何スか？」
蔵「やるやん、自分。順位、３位で。」
白「あ、ほんとや。」
金「あんまり喜ばないのね。」
白「別に嬉しくないんで。」
ユ「なんでや？凄いことやん。」
白「勉強は、サボりとパーカーのことを埋めるためにやってるんで。」

俺はそう言って、教室に戻った。

蔵「なるほどなぁ〜。」
光「それ分かるッスわ〜。」
遠「でも、白夜はいっつも授業は挙手せんで？」
ユ「そうなん？」
遠「おん。いっつも、ノートに何か書いてるんや。」
楓「へ〜。知らんかったわ。」

白石たちも、少し話をしてから教室に戻って行った。

―３時間目 英語
先「買い物に行くは、『go shopping』と言います。〜〜〜〜〜。」

俺は先生が何か言ってるけど、完全無視。ノートになんか、黒板を写してもない。
じゃぁ、何を書いてるかって？それは、作詞・作曲してんの。それしか、ないでしょ。

先「それじゃ、神風君。この問題を解いてくれる？」
白「！・・・。」

なんで俺なんだよ！そう思いながら、黒板に目を移し、席を立つ。黒板には、『私は土曜日に買い物に行きます。』と書いてあり、英語で読まないといけないらしい。

白「I go shopping on Saturday.」
先「正解よ。いい発音ね＾＾」
楓「すごいわ〜。」

俺は黙って席に着く。英語の発音は、歌で歌う為にすんげー練習したからな。自信ありだ。

今日も、平和に一日は過ぎていった。

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