男装少女は毒舌！？〜四天〜

３１　　期末テスト期間やで！ ページ31

楓「期末テスト・・・嫌やなぁ。」
白「そうか？俺は自分の実力がわかるから、好きだけど・・・。」

楓と白夜は、テスト範囲の紙を見ながら意見を交わす。

白「期末テスト期間は、部活が休みやな。」
楓「おん。一週間も休みかぁ。勉強がんばらんと・・・。」
白「頑張れ。」

白夜は楓と別れて、家に帰る。と、携帯が鳴った。もちろん、従兄弟から。

白「もしもし？」
？『久しぶりだな。白夜のところも、テスト期間中か？』
白「おん。一週間部活休みやけん、友達がガッカリしとった。」
？『！友達ができたのか？』
白「まぁ、なんとか。それに学校では左目隠しているし。」
？『そうか。よかったな。』
白「うん＾＾」

白夜は、小学校のころから目の色が左右違うことで、いじめられていた。そのため、あまり周りとは関らないようにしていた。

？『テスト期間中に、うちに来ないか？勉強を教えてやる。』
白「上から目線〜。まぁ、暇やし、行くわ。遠いけん、泊まってもいい？」
？『ああ、いいぞ。』
白「あ、男装して行くから。驚くなよ。」
？『わかった。土曜日に来い。楽しみにしているぞ。』
白「うん。じゃな。」

白夜は携帯を机に置くと、嬉しそうに鼻歌を歌いながら夕食の準備をしたとさ。

―次の日の放課後
白「勉強会？」
蔵「おん。俺ん家でせん？」
謙「俺らは行くんやけど。」

白夜は少し考えた後に、行くと答え、楓と四Rと白石の家に向かった。

白「でかい・・・。」
蔵「そうかなぁ。」

家、でかいよ。庭あるし。
そう思いながら、家に入り、広い部屋に入る。

楓「隣いい？」
白「おん。」

白夜の隣には、楓。前は遠山が座った。
なんか賑やかになりそうやな。うるさかったら、音楽聴きながらしようかな・・・。

―３０分後
金「わからんー！」
蔵「どこがや？」
楓「蔵先輩！うちもここが分からん！」
謙「ええと、これが・・・こうで・・・。(ブツブツ」
ユ「小春〜、これ教えてや。」
金「ええで。」
光「・・・・。」
銀「千歳はん、ここはこうですわ。」
千「すまんね＾＾」
白「・・・。」

俺と光先輩意外、全員うるさいわ。まぁ、石田先輩と千歳先輩は静かにしよるけど・・・。
白夜はイライラしてきたので、イヤホンを耳につけて音楽を聴きながら、勉強を始めた。

白(はー、一人で勉強すればよかった。)
光(白夜、音楽聴きながらやっとるやん。俺もそうしようか。にしても、先輩ら五月蝿いッスわ。)

白夜と財前だけ、集中してやっていたという。

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