男装少女は毒舌！？〜四天〜

３０　　いやー！！来ないでー！！（泣 ページ30

―部活中
俺は石田先輩とラリー中。やっぱり、石田先輩の球は重いなぁ。

白「はっ！」
銀「むん！」

ラリーを始めて１５分になったが、二人は息が切れていない。

白「石田先輩！そろそろ休憩しません・・・か！」
銀「そうや、な！」

言葉を交わしながら、ボールを打つ。返ってきたボールを、打とうと構えたが、白夜は打たなかった。

白「！？いやぁ！！」
全「「「「！？」」」」
銀「どないしました！？」

全員が白夜の叫び声を聞いて、視線を白夜に移す。白夜は、走り出した。

白「アブ！！いやだ、嫌だ！！来るなー！！(涙」
蔵「アブ？」

白夜は虫のアブから、逃げ回っていた。

白「来んなー！！誰か、アブ殺してー！！(涙」
蔵「！謙也行ってやり！」
謙「なんで俺！？」
ユ「言い合いしている場合か！！」

白石と謙也が言い合いを始める。

白「いやー！！来るな！！！(涙」

白夜がまだ走りまわっている。と、

ベシッ
白「！」
光「大丈夫なん？」

財前が、ラケットをふると、ガットにアブが命中して落ちた。白夜は、ボロボロ涙を流しながら、座った。

白「うっ・・・っ。(涙」
光「そんなに嫌いなん？」

白夜は黙って頷く。すると千歳が近づいてきて、白夜の頭をなでた。

千「もう泣き止むたい。もう、おらんよ。＾＾」
白「・・・おん。」

光(可愛い///)
蔵「・・・白夜が泣いたで。」
謙「・・・おん。・・・可愛いな。」

そこにいた全員が、白夜の泣き顔が可愛いと知った瞬間だった。楓は白夜に走り寄る。

楓「白夜、目冷やそうや。」
白「・・・おん。」

白夜は楓と一緒に、水道に向かっていった。

―水道
バシャバシャッ
白「はぁ・・・。」
楓「ほい。タオル。」

白夜は楓からタオルを受け取り、顔を拭く。

楓「白夜、女の子みたいやったよ？」
白「マジで？・・・ばれてないかな。」
楓「大丈夫で。(白夜の泣き姿が可愛いかったし。)」
白「はぁ。・・・アブに追いかけられるとか最悪。」

白夜は心底嫌そうに、ため息をついた。

楓「アブ苦手なん？」
白「おん。・・・小さいころに、アブにやられて大変やったんや。」
楓「へぇ〜。」

白夜と楓はコートに戻っていった。
その後は、一氏にからかわれたけど、金色さんが怒ってくれた。ざまぁｗ

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