２１ あー、やばい・・・ ページ21
白「ん・・・。」
白夜は、見慣れた天井を見る。
ここ、俺の家だ。
そう思いながら、体を起こすと何かが布団の上に落ちた。
白「濡れタオル・・・。」
白夜がそう呟いていると、楓が部屋に入ってきた。おぼんをもって・・・
白「楓？」
楓「あ、起きたんやな。これ、おかゆや。」
白「ありがと。すまんなぁ。」
楓「気にせんとって＾＾」
白夜は、少しずつおかゆを食べる。すると、楓が近づいてきた。
楓「あのさ、白夜。聞きたいことあんねん。」
白「何？」
楓「・・・白夜、女やろ？」
白「！？」
白夜は、あまりの衝撃発言でむせてしまった。
楓「大丈夫！？」
白「ゲホ・・・大丈夫や。」
楓「で、本当に女なん？」
楓は、確信をしている目をしていた。白夜は騙せないなと思い、ため息をついて話し出した。
白「そうや、俺は女。」
楓「！」
白「じいちゃんがなぁ、入学届けに間違えて男のほうに、丸つけとったらしくてなぁ。それで、学ランが届いたんだ。それで、男装をすることになったんや。まぁ、実際おもしろいし、気にしてない。」
楓「そんな理由で！？」
白「おん。それに、男だと口悪くても別に大丈夫だし、いいかなっと思って。」
楓は呆れた目で白夜を見ていたため、白夜は苦笑しながらおかゆを食べる。
白「そういえば、なんで女だとわかったん？」
楓「それは・・・その・・・///」
白「何、顔赤くしとるん。変態か。」
楓「変態ちゃうわ！・・・雨で、シャツがくっついて、体型が見えたんや。///」
白「ああ、そういうこと。まぁ、男の体型は真似できねぇしな。パーカー着忘れてたし。」
白夜は納得した様子でおかゆを完食した。
白「おかゆ、ありがと。・・・着替えるから、一度部屋出てもらってもええ？」
楓「あ！うん。」
楓はおぼんをもって、部屋を出て行った。
―５分後
コンコン
楓「入ってもええ？」
白「おん。」
楓は部屋に入ると、驚いた。そこには、前髪をあげている白夜がいたからだ。
白「人のこと、何ジロジロ見てんねん。」
楓「だって、白夜が前髪上げているところ見たことないもん。」
白「ふーん。あ、女のときはこの髪型なんや。」
楓「白夜って、男顔やね。」
白「それは、初めて言われたわ。いつもは、かっこいいとかイケメンとかしか言われんし。・・・男装のことは内緒にせぇよ。」
楓「おん。うちは口が固いけん、安心してや＾＾」
白「ありがと。・・・俺、もう寝る。」
楓「うちは、帰るな。」
白「おん。」
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しょうどうぶつ(プロフ) - 金ちゃんって四組だったと思うのですが。 (2019年3月17日 14時) (
レス) id: 6b43d9f71a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 夢羽さん» 教えてくれて、どうもありがとう＾＾ (2012年8月25日 2時) (レス) id: 3187976ae5 (このIDを非表示/違反報告)
夢羽(プロフ) - 32話目の最後らへんで白夜のセリフ「おいしかったー＾＾」じゃありません??気になっただけですので気にしないでください! (2012年8月24日 19時) (レス) id: a0fee9951a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 美音さん» どうもありがとう＾＾頑張ります☆ (2012年8月23日 19時) (レス) id: 3187976ae5 (このIDを非表示/違反報告)
美音(プロフ) - とってもおもしろいです！頑張ってください！ (2012年8月23日 19時) (レス) id: 01d9c75b68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこ | 作成日時：2012年8月20日 17時
