男装少女は毒舌！？〜四天〜

１９　　電話相手は？ ページ19

―中庭
白「落ち着く。」

白夜は中庭に来ていた。中庭には、あまり知れていないベンチがある。白夜はそこに座り、音楽を聴いていると、携帯が鳴る。

白「！」

白夜はすぐに、携帯をでた。

白「もしもし？」
？『白夜か？』
白「うち以外に誰がおんねん。(笑」
？『フッ。それもそうだな。・・・関西弁が上手くなったな。最初は変だったのに。』
白「うっさいわ。慣れや慣れ。でも、標準語も喋れるで？」
？『それは、普通だろう。』
白「そうやな。」

白夜は微笑んだ。

？『すまない、呼んでいるので切るぞ。また電話する。』
白「おん。待っとる。」

白夜は携帯をポケットに閉まった。

楓「白夜！」
白「うぉ！？・・・いきなり、後ろから声かけるなや。」
楓「ごめんごめん。(苦笑」

楓は、苦笑しながら白夜の隣に、腰を下ろすとニヤニヤしながら、聞いてきた。

楓「今の電話の相手誰なん？随分、嬉しそうな表情しとったでぇ。」
白「ニヤニヤすんな、気色わりぃ。別に従兄弟だよ。」
楓「気色悪いって。・・・白夜って従兄弟おったんや。」
白「おん。今は確か中三やな。どこの中学かは、知らんけど。」
楓「なんで？」
白「ずっと、会ってないんだ。今も、久しぶりに声を聞いた。」
楓「そっか。」

白夜は少し寂しそうな、表情を浮かべた。すると、チャイムが鳴る。

楓「やばっ！授業行こうや！」
白「・・・俺、サボるわ。先生によろしく。」
楓「はぁ。了解。」

楓はため息をつきながら、教室に戻っていった。

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主人公の＋設定

・ある学校に、従兄弟がいまーす。中三で、男子。
どこの学校・部活は何かなどは、いっさい知らない。

２０　　一週間後→←１８　　えー。めんどいなぁ

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