１４ 白石先輩はいい人やなぁ ページ14
白「おはよう。」
楓「おはよう♪」
白夜が席に着くと、生徒が集まってきた。
白「？」
男「神風！お前その頭どうしたんや！？」
白「あー、・・・内緒。」
男「今絶対、説明がめんどうだから内緒したやろ！」
白「ばれたか・・・。」
女「マジかい！」
すると、白夜は席を立った。
白「楓、説明頼んだ。」
白夜はそう言って、屋上に向かった。すると、今度は楓にみんなが集まる。
楓「人任せやなぁ。」
女「で？何があったん？」
楓「それがなぁ・・・。」
楓は説明した。
―廊下
謙「おっ！白夜、おはよう。」
白「先輩まで、呼び捨てッスか。まぁ、いいけど。」
謙「はは。てか、どこ行くん？」
白「サボりッスよ。それじゃ。」
白夜は歩いて行った。
謙「あいつ、はっきりしとるなぁ。(苦笑」
謙也は、苦笑いすると教室に戻って行った。
―屋上
カチャッ
白「！」
白夜は二人くらいの声が聞こえ、こっそり屋上に入る。どうやらばれてないようだ。
白(誰や？早く、出て行ってくれんかなぁ。)
白夜が覗くと、白石と女子が一人いた。
白(告白現場か？)
蔵「ごめんなぁ、俺今は付き合う気せぇへんのや。」
女「そんな！」
白(おー、当たった。モテそうだもんなぁ。)
すると、白石は真剣で少し怖い顔つきになった。
蔵「それに、君ならなおさらなぁ。」
女「どういうことなん！？」
蔵「昨日、楓に暴行しよったやろ？」
女「！？」
蔵「それで庇った神風君、頭１０針も縫うたんで？」
女「そんな・・・。」
女子の目には涙がたまっている。
蔵「泣いて許してくれると、思うなや。今度、こういうことがあったら・・・わかるよな？」
女「ごめんなさい。」
蔵「もう行けや。」
女子は走り去っていった。すると、白石は白夜がいるほうを向いた。
蔵「出てきたらどうや？」
白「ばれてたんスか？」
蔵「ドアの音が聞こえたんや。まぁ、女子は気づいてなかったみたいやけど。」
白「・・・まぁ、あんがとさん。」
蔵「！どういたしまして。」
白石は優しく微笑んでいた。白夜はベンチに座り、空を見る。少し曇っている。
蔵「なぁ、神風君。」
白「うぉ！？急に声かけるなや！あと、当然かのように隣に座るなや！」
蔵「いいやん♪」
白「はぁ。呼び捨てでいいで。」
蔵「おん。」
白夜は再び、空に目線を移した。白石も空を見ながら、喋りだす。
蔵「白夜は、部活せぇへんの？」
白「めんどくさいの嫌やし。それに水曜日はライブ見に行きたいし。」
蔵「ふーん。」
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しょうどうぶつ(プロフ) - 金ちゃんって四組だったと思うのですが。 (2019年3月17日 14時) (
レス) id: 6b43d9f71a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 夢羽さん» 教えてくれて、どうもありがとう＾＾ (2012年8月25日 2時) (レス) id: 3187976ae5 (このIDを非表示/違反報告)
夢羽(プロフ) - 32話目の最後らへんで白夜のセリフ「おいしかったー＾＾」じゃありません??気になっただけですので気にしないでください! (2012年8月24日 19時) (レス) id: a0fee9951a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 美音さん» どうもありがとう＾＾頑張ります☆ (2012年8月23日 19時) (レス) id: 3187976ae5 (このIDを非表示/違反報告)
美音(プロフ) - とってもおもしろいです！頑張ってください！ (2012年8月23日 19時) (レス) id: 01d9c75b68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこ | 作成日時：2012年8月20日 17時
