１２ 歌声 ページ12
二人は並んで帰る。妙に目立つのは仕方がない。白夜が頭に包帯を巻いているから。もう空は夕焼けだ。
白「俺、すげー時間寝てたんやな。」
楓「おん。神風君、ずっと寝よって起きんかったけん。心配したわ。」
白「勝手に殺すなや。・・・あのさ、呼び捨てでいいよ。俺も呼び捨てで楓のこと呼びよるし。」
楓「おん、わかった！」
白「・・・楓はいい奴やな。」
楓「？なんか言うた？」
白「別に〜。」
二人は、話をしながら街中を歩く。すると白夜は、公園の前で立ち止まった。
楓「あ、この公園。路上ライブあるんやろ？」
白「おん。俺、毎週見よるんやけど、来る？」
楓「行く！興味あったんや＾＾」
白夜は楓の前を歩き、噴水のところに向かう。すると、中山さんが準備をしていた。
白「中山さん！」
中「おう白夜、あと１０分で始めるでぇ。」
岡「きゃー、白夜が彼女連れてるー！」
白「冗談はよせよ？＾＾」
岡「ごめん、ごめん。怒らないでよ。」
楓「白夜、この人らと仲ええの？」
白「おん。・・・中山さん、今日やってもいい？」
中「おう！いいで＾＾」
白「サンキュー。」
白夜は、一つのベンチに向かう。白夜はベンチにバッグを置く。
白「楓、この事内緒な？」
楓「え？」
白「俺、今からライブに混ざってくるけん。ここ座って見よってや。」
白夜は、ズボンにチェーンをつけて、ヘッドホンを首につける。その時に風が吹いて前髪が、なびく。すると、右目が見えた。左右の色が違う。
楓「！」
白「・・・怖い？」
楓「ううん。左右の目の色が違う人、初めて見たわ。すごい、綺麗＾＾」
白「！ありがと。じゃ、楽しんでいけよ。」
白夜はニカッっと、笑うと中山のところに走りよって行った。
―ライブ開始時間
楓「すごい、客がたくさんいる。」
中「今日も集まってくれて、ありがとうな！今日は、夜月が来ているぜ！」
夜「久しぶり。今日は、ずっと歌うから楽しんでいってな♪」
「「夜月くーん！」」
白夜は、夜月という名前になっていた。白夜は呼ばれたほうを向き、手を振る。どうやら女性客に人気があるようだ。
楓(うまい。)
すると、白夜は楓のほうを向いた。楓と目が合うとウインクをする。すると、女性客は黄色い声を上げた。
それから白夜は５曲連続で歌い続け、ライブは終わった。客が全員かえって行ったら、白夜は楓に駆け寄る。
楓「白夜すごかったよ！歌上手だね！あと、人気やな。」
白「どうも。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 52人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しょうどうぶつ(プロフ) - 金ちゃんって四組だったと思うのですが。 (2019年3月17日 14時) (
レス) id: 6b43d9f71a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 夢羽さん» 教えてくれて、どうもありがとう＾＾ (2012年8月25日 2時) (レス) id: 3187976ae5 (このIDを非表示/違反報告)
夢羽(プロフ) - 32話目の最後らへんで白夜のセリフ「おいしかったー＾＾」じゃありません??気になっただけですので気にしないでください! (2012年8月24日 19時) (レス) id: a0fee9951a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 美音さん» どうもありがとう＾＾頑張ります☆ (2012年8月23日 19時) (レス) id: 3187976ae5 (このIDを非表示/違反報告)
美音(プロフ) - とってもおもしろいです！頑張ってください！ (2012年8月23日 19時) (レス) id: 01d9c75b68 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひよこ | 作成日時：2012年8月20日 17時
