男装少女は毒舌！？〜四天〜

２　　入学式 ページ2

白「は？」

今、うちは一つの物を見てフリーズ中。なんでかって？それはな、入学届けに男って間違えとったらしくてなぁ。制服が男子のなんだ。

プルルルルル
？『もしもし？』
白「じいちゃん、入学届けに男って書いたやろ。」
祖父『あれ？間違えて書いてた？』
白「おん。そのせいで、男子の制服が届いとるんやけど。」
祖父『ほー。そりゃ、すまんなぁ。』
白「どうすんねん！！」
祖父『もう、男装して通いや〜。』
白「はぁ？」
祖父『大丈夫や。白夜は、イケメンやから、ばれん。まぁ、がんばれや〜。』
ブチッ
白「ちょ、勝手に切るなや！おじいちゃんめ、今度会ったら、悪口の雨を降らしてやる。」

文句を言いながら、制服に着替える。

白「学ランやけん、下に何か着ようかな。そうや、パーカ着よう。先生は何とかなるやろ。」

白夜は、着替え終わり鏡の前で姿を確認する。

白「・・・髪型変えよう。」

白夜は、髪型の前髪を斜めにした。もう一度、鏡で確認した後に家を出て学校に向かった。

―入学式
白「入学式にいちいち参加できるか。」

白夜は、入学式をサボって屋上に向かっている。先生には、体調が悪いので抜けますと嘘をついた。

カチャッ
白「いい景色やん。」

白夜はベンチに座り、桜を見る。

白「綺麗やな。」

そう呟きながら、まぶたを閉じて夢の中に落ちていった。

３　　隣の席は、うるさい奴→←１　　主人公紹介

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