4・めの色 ページ4
硝「正直さ、私からしたら稲神なんてどうでも良いんだけど、」
悟「非術師の意見は聞いてない。」
硝「五条だっけ?私、反転術式使えるから。非術師だって煽るのやめな。」
悟「どいつもこいつも話が通じねえ、」
『五条。』
悟「あ゛?」
『あなたの目の色は何なの?それも呪いのせい?』
悟「違うし。六眼っていうやつ。」
『あっそ。』
悟「興味無いなら聞くなよ。死にてぇのか」
『別に、少し気になっただけだから。』
その後も五条は一人で任務をこなし、一人で生活していた。
硝「A、コンビニ行くけど買ってくるものある?」
『うーん、アイス。っていうか暇だから一緒に行く。』
硝「おけー」
『あれ、傑はどこ行った?』
硝「五条の任務補佐だって。どうせいらないのにな。」
『まあ、五条だし。』
正直、いつも通りさらっと任務を終わらせて帰ってくるだろうねーとか考えていたのに、、
コンビニから帰ってきた時の光景に驚いた。
五条の額から結構な量の”血”が流れていた。
『え、どうしたの?』
五「稲神に聞かれたくない。」
硝「何した?」
五「相手が悪かった。」
硝「反転術式はしてやらないから。」
五「は?できるならしろよ。」
硝「Aにそんな態度とっておいて、何いってんの?」
五「お前。言いつけるぞ。」
硝「誰に?パパ?いい加減一人で生きろよ。なに五条に頼ってんの?」
『ちょ、硝子。。』
硝「なんか、ムカついたから。」
五「さっき、さんざん傑と言い合ったのに次はお前かよ。」
硝「”お前”って名前じゃない。家入硝子。人の名前くらい覚えてくれない?」
五「。。。」
『神祇・治癒』
五「、、、お前の術式か?」
『そうだけど。反転術式よりは弱い。でも血が流れてるのを見てられないから。』
五「、、」
『不愉快になったならごめん。』
ガチャ(出ていった)
硝「五条ってさ、Aのことそこまで嫌いじゃないだろ。」
五「は?」
硝「いや、本気で嫌ってたらさっきの術式避けられたでしょ。」
五「べつに。」
硝「うわ、男子あるあるのツンデレかよ。」
五「あるあるとかいうなし。俺はガチで稲神のこと嫌いだから。」
硝「はいはい(笑)」
五「うっざー!!」
硝「あ、これ。先生から。」
五「、、っ」
硝「ほら、やっぱ好きだ。」
五「すきじゃ、、ない。」
94人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
初心者です! - 好きなんだな。うん。ツンデレやめろよ五条! (11月19日 14時) (レス) @page4 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:奏香 | 作成日時:2023年10月19日 20時