16・人を恨み人を殺す ページ16
気がついたら、手錠と足枷がされた状態で椅子に座らされていた。
?1「おう、目が覚めたぞ。」
?2「思っていたよりも美しい子だな。」
?3「ばかいえ、呪子だぞ。」
?2「手を出す気にはならない。」
?4「静かに出来ないのか?」
?5「さあ、どのように殺すか。」
?2「私達が殺めたら怨霊がただじゃおかないぞ。」
?1「祝阨村に返してしまえば良い。」
?4「あそこが大人しく殺すわけがない。匿って、終わりだ。」
障子のような5つの壁に囲まれ、その後ろから姿は見えないが歳のとった男の人の声がした。
口は話せないように鎖らしきものがついている。
呪力は全く入らない。
?3「此処で殺してしまえ。祝阨村など知ったこっちゃない。」
?5「御三家の人間が殺せば良い。先日、五条家の子息に”稲神を殺せ”と紙を送った。」
?2「五条悟、か。彼は相当優秀だが、もし呪われたら。」
?1「人は恨む。そして呪う。その呪が人を殺す。そしてまた人は恨む。」
?4「呪いの摂理など興味がない。」
?5「ああ、五条の息子が来たな。呪力が揺れた。」
悟「おじいちゃんたちー、暇なの?俺は暇じゃないんだけど。」
?2「口の聞き方がなっとらん!!」
悟「うるさいなー、なに?祝阨村の子、捕らえたんだって?」
?5「正面の娘だ。」
悟「あのさ、怨霊祓うの疲れんだけど。」
?1「どういう意味だ?」
悟「こいつ、祝阨村の呪い=怨霊を身に宿している特級呪詛師だからね?」
?4「殺せ。今此処でも構わない。」
悟「呪いの歪みが生まれる。まぁ軽く言うとこの女ひとり殺しただけで全呪霊、一つずつくらい階級上がるけど大丈夫そ?人手不足なのに今殺す感じ?」
?5「今でないなら、いつ殺すのだ、、」
悟「18?だっけ。で、こいつの心臓を呪いが喰い殺す。そのタイミングのほうが頭いいだろ。」
?1「待てと?」
悟「そう言ってんの。意味わかりまちゅかー?」
?2「いい加減にせんか!!」
悟「あのね、立場考えな?やろうと思えばここの全員殺すなんて朝飯前だから。」
?2「っ、、五条家だからと上に威張るのではないぞ。」
悟「おい、女。ついてこい。」
悟が片手に呪力を込め、私の鎖すべて粉々にした。
『、、はい。』
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初心者です! - 好きなんだな。うん。ツンデレやめろよ五条! (11月19日 14時) (レス) @page4 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奏香 | 作成日時:2023年10月19日 20時