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15・ただの”呪い”じゃない ページ15

私が携帯に手をかけた瞬間、男は私の手を押さえつけてきた。


『ちょっ!!何するんですか?!』



男「神に無礼だ、、殺されるぞ、、」



『貴方はどうして、神に殺されない?』



男「ああ、、あ、、」



様子がおかしかった。私の手を抑えている男の手は青くなるまで力を入れて押さえつけ、震えていた。



『何があったのか、何なのか、話してください。』



男「彼が、、来る、、ああ、お許しを。」



そういった男の後ろから背丈のある黒髪の男が現れた。


男「捕らえ、ました、、!私は!私は!」



『呪い、、いや。っ呪詛師か。』



呪詛師「よくやってくれたね。」



男「神よ、、私にご加護を、、」



呪「勿論だよ。さぁ、その女を私に。」



男の手はより一層強く握りその呪詛師に差し出そうとした。



『離して!!』


『神祇・神楽鈴』

『触・崩壊』



呪「祝阨の相伝術式。やはり上の求める娘は生きていた。」



男「手が、、手が、、!」



呪「汝は下がり給え。」



男「か、かしこまりました、」



呪「それで?術式はまだ弱いね。」



『貴方は?』



呪「この森に住んでいる神だ。」



『そういうのに興味は無い。どうして私のことを知っているの。』



呪「腕の呪いは他の呪いを強くする。今なお私も強くなる。」



『そう、”上の求める”というのは?』



呪「そのままだ。君を上に差し出せば私は一生術師に狙われない。」



『生死は問われる?』



呪「もちろん、生きたままが条件だ。」



『そう、じゃあ今、私がこうしたら貴方は動けないんじゃない?』



私は神楽鈴の形状を呪力で変えて太刀にし、自分のお腹の前に当てた。



呪「そうだね、動きにくい。でも呪詛師を舐めないでもらいたいね。そこらの呪霊とは違い、脳があるからね。」




そういった言葉を聞いたあと、視界が真っ暗になって気を失ってしまった。

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初心者です! - 好きなんだな。うん。ツンデレやめろよ五条! (11月19日 14時) (レス) @page4 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奏香 | 作成日時:2023年10月19日 20時

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