14・れんらく ページ14
悟「馬鹿か、未記入の任務にのうのうと行くな。」
『だって、私じゃなきゃ駄目だって』
悟「誰がそんな事?」
『先生が依頼者の方の意思だって。』
悟「数ヶ月前、俺に書類が渡された。稲神のみに任せる任務に関して先生から渡された。明らかに変だった。俺はそれの情報を調べてお前が行かないように組み変えたんだよ。」
『でも、今回の任務は先生がっ。。。』
悟「どうした?」
『違う、先生じゃない。』
悟「は?」
『任務書類を受け取ったのは補助監督から。』
悟「今すぐ帰ってこい。」
『でも、書類には男女1名ずつの行方不明者がいるって。』
悟「全部罠だったらどうすんだよ!」
『もし、本当だったら?!まだどこかで苦しんでいるかも。』
悟「お前の命が上層部に狙われてんだよ!!」
『、、、知ってるよ。』
悟「なら今すぐ!」
『言葉選びが下手だったらごめん、でも。』
『私が死んで、消えて、殺されて、悲しむ人は居ないの。』
悟「ふざけんな!」
『明日早いからもう寝る。じゃあね。』
硝「A、この任務はおかしい。」
『わかってるよ。でも呼ばれたなら行かなきゃ。』
硝「死んで悲しむ人が居ないなんて言うな。」
『大丈夫、硝子がいる限りは死ねないから。』
硝「、、殺させない。」
〜朝〜
硝「もう行ったのか。」
『このあたりなはずなんだけど、』
『輝・虹彩』
”輝”。視覚を使ったもので、森の中でもある程度人や動物などの生物を見つけることができる。でも呪霊には使えないからちょっと不便。
『子供は居ない。』
男「どうしたんだい。こんな所で。」
『、、!!』
(おかしい、なぜ、”輝・虹彩”で反応をしめさなかった。。)
男「この森は危ないぞ、」
『どうしてですか?』
男「よく、人が消えるからだよ。」
『人が消える?』
男「初めは二人の男の子だった。居なくなって、、3ヶ月後に死体で、、」
『殺人、、ですか?』
男「いいや、神様だ。」
『神?』
男「ちゃんとお祈りもせずに森へ踏み入るから。」
『男の子二人だけですか?亡くなったのは』
男「いいや、その後も数えきれない人が消えて、切り刻まれて返される。」
『神は村で信仰してますか?』
男「いいや、一部だ。」
『そうですか。』
(とりあえず、硝子に連絡してこの先の話を決めたほうが、、)
男「れんらく、、するな!!」
『え、?』
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初心者です! - 好きなんだな。うん。ツンデレやめろよ五条! (11月19日 14時) (レス) @page4 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奏香 | 作成日時:2023年10月19日 20時