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白鳥沢学園高校___
「おはよーございます！！！！！」
「五色、朝からうっせー。はよう」
「…あれ？そう言えばAさんは？
あ！！遅刻ですか！！弛んでますね！！」
「Aなら、転校したと聞いたが」
『…………』
主将である牛島若利が、そう言った。
淡々と平気に言ったその言葉には、ネットを張っていた1年も、ストレッチをしていた2､3年も、部員同士で話していた奴も牛島若利の方を向いて驚きを隠せない。
牛島はいわゆる天然という分類の人間だ。
だから、今自分がいかにトンデモナイ発言をしたことに、気づかない。
"？"を浮かべて、「どうした」
「いやいやいや、若利くん」
「どうした、天童」
「ちょっと驚き隠せないんだけどサ」
「牛島さん！！！
Aが転校したって本当ですか！？」
「ああ、そうだ」
「聞いてないんだけど」
「そういえば、言わないでくれと言われたな…」
「ドコに行ったんですか！？」
「そこまでは、知らん」
(ウチの主将は悪気とかないからタチ悪い…)
部員の誰かが、そう感じた。
練習をするぞ、とバレーボール一つ手に取り、バウンドさせ「空気が抜けている」と1年部員に渡す牛島。
はぁっ、と息を吐くレギュラー陣。
その息にはしょうが無い、などの諦めの意味も含まれている。
「まあ、いずれ試合で会えるだろ」
「隼人くん、そう言ってもね〜。どこいったか分からないんじゃ試合で会えるどころか、日常的にも会えないかもしれないヨ〜。
もしかしたら海外とか行ってるかもしれないしネ」
「え！？Aさん海外行ったんですか！？」
「工は話を聞いてなさい！！！」
監督に呼ばれ、集まるレギュラー陣。
鷲匠監督から黒澤Aが転校した事を簡単に知らされ練習に移ろうとすると、扉が開いた。
どうやら、監督に用があった先生らしく、監督と一緒に扉の外に出ていった。
「でもさー。何も言わないで行くとか酷いよネ」
「言えない事情とかあったんじゃないか？
それに、今更ああだこうだ言ったってAが戻ってくることはないだろう」
「そうだけどっ！！！！」
「Aさん！！
俺は立派なエースになって貴方を超える！！」
「…工は相変わらずだネ。
見てて俺らがなんだかなあってなるヨ」
「ま、いいんじゃないか？クヨクヨするより」
「…そうだネ」
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里奈 - すごい気になるところで風になりましたね笑早く風邪直して最新頑張ってください！お身体お大事に！ (2017年4月4日 21時) (
レス) id: 16f0c9630a (このIDを非表示/違反報告)
フェイロ(プロフ) - 更新頑張ってください＾＾応援してます♪ (2017年3月21日 12時) (レス) id: 0a26e223cf (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - U18ではなく、U19ではないでしょうか？19歳以下の全日本メンバーのことをさしますので... (2016年12月12日 17時) (レス) id: c376f87d56 (このIDを非表示/違反報告)
楓音-ふうと-(プロフ) - すごく続きが楽しみです！更新待ってます！ (2016年11月29日 20時) (レス) id: 9005e2c93f (このIDを非表示/違反報告)
狼鬼(プロフ) - 面白いなぁ！更新待ってるからな！頑張れよ！ (2016年11月29日 20時) (レス) id: c82c90afa4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンゴ x他1人 | 作者ホームページ：http://kain00765467/yuki.pearl.//
作成日時：2016年11月26日 23時
