オオカミが15匹 ページ17
【Aside】
ｰｰｰねぇ、お母さん。
お母さんとお父さんがもし離婚したら
あたしはお父さんに着いてく。
だってお父さんは家事できないでしょ?
だからあたしが料理とかしてあげるから
お母さんは心配しないでね!
「Aはいい子ね。」と言って
お母さんはあたしの頭を撫でた。
そんな会話を思い出していた。
A『お母さん…しあわせになってね』
・
時計が18：00を指した頃。
あ!晩御飯作らなきゃ
そう思って冷蔵庫を開けると
2人分の食事と…
A『チーズケーキ…。』
あたしの大好きな
お母さんのチーズケーキ。
まだ晩御飯には早い時間だったが、
お母さんの作った料理を温めて
1人で食べた。
美味しい…
なぜか目から涙が溢れる
お母さんの作る料理を食べるのが
これで最後なんだと思うと涙が止まらない
A『お母っ…さ…ぐすっ』
あたしも大好きだよ。お母さんのこと。
・
食事を終えて食器を片付ける。
チーズケーキは後でお父さんと食べよう。
洗い物が終わった頃。
こんこんとドアをノックする音。
A『お父さん…?今日は早いな』
ドアを開けると
?「Aちゃん、こんばんは」
A『伯父さん?どうしたの?』
伯父『迎えに来たよ。
Aちゃんはうちでひきとる。』
伯父さんは独身だからね…と笑う
え……?
A『あの…お父さんがいるので
大丈夫です』
伯父「聞いてないの?お父さん、
今のお母さんと離婚して再婚して
この家に住むんだよ」
聞いてない…お父さんが再婚なんて。
伯父「とりあえず荷物まとめてきなさい。
待ってるから。」
こくん…とうなずいて自分の部屋へ
伯父さんを待たせないように急いだ
・
伯父「早かったね。じゃあ行こうか。」
車に乗り込んで。
A『あっ…』
チーズケーキ…
でも伯父さん忙しそうだし
迷惑かけられない
伯父「…どうしたの?」
A『なんでもないです…』
言うと車が進みだす
A『((ﾎﾞｿ食べたかったな…』
ｰｰｰこうしてあたしは
伯父さんと暮らすようになった。
･･･でも、
2年後
伯父「好きな人が出来た。
ゆくゆくは結婚するつもりだ。
…Aちゃんも中学生なんだから1人で
大丈夫でしょ?」
頷くしかなかった。
A『…はい。』
…そうしてこの家で独り暮しすることになった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ブルマはかせたい - そ、そうなんですか… お互い頑張っていきましょ！ (2015年4月8日 19時) (
レス) id: f871c83045 (このIDを非表示/違反報告)
えむ猫。(プロフ) - ブルマはかせたいさん» 私は明日から寮ですよ〜(⊃д;)さらば、居心地の良かった私の部屋･･･！！← (2015年4月8日 1時) (レス) id: 07a7392933 (このIDを非表示/違反報告)
ブルマはかせたい - あぁー 学校いや〜 死にそうです〜 (2015年4月5日 21時) (レス) id: f871c83045 (このIDを非表示/違反報告)
えむ猫。(プロフ) - ブルマはかせたいさん» ですねっ★笑 (2015年4月3日 20時) (レス) id: 07a7392933 (このIDを非表示/違反報告)
ブルマはかせたい - あぁ〜それ私もです。 同人誌の誘惑って恐ろしいですな★ (2015年4月3日 10時) (レス) id: f871c83045 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えむ猫。 | 作成日時：2014年11月15日 10時
