20代後半ハイキューファンが転生しました。【2】

第63話 ページ15

日向「キャプテン！！！！！！」




また声の方を見ると入部届けを出す日向と影山



…字きったねぇ〜〜…


ほんと今どきの男子高校生の方が全然綺麗な字書くぞ…



日向翔陽、影山飛雄


とそう書かれているとギリわかるくらいの入部届けを見つめた後



澤村「清水！あれもう届いてたよな？」



澤村さんは道具の片付けをしてる潔子さんに声をかけた。


…てか、私も手伝わなきゃじゃん？、！！

おい後輩！！後輩の私ぃ！！！



しっかりしろ？！！！





「し、清水先輩、！手伝います、！！」



急いで潔子さんの元へ向かうと



ううん、いいの。
って優しく微笑まれる。




ｯｯﾂｸｽｨ〜………(美しい)





清水「それにこれはAちゃんも受け取るものだから。」





…これ？？？？？



ま、まさか？？？？？





なんとなく何を渡されるのか思い出して


心臓がバクバクと煩くなる




潔子さんが持ってきたダンボールを
影山日向と一緒に覗き込むと…





日向「うお〜！！！！」


「ぬぁぁ…！！！！」




烏野高校排球部



正真正銘の！！




本物の！！！







「…ジャージ！！！！」




早速袖に手を通す日向と影山。


先輩達に着ろ着ろコールをされる月島


少しドキドキとした顔で着てみる山口。




そして私はというと



田中「Aちゃんも着てみろよ！」



「こっ、これ私が着ていいんですかぁああ」



感激しすぎてまたもや泣いていた。



縁下「おい田中ーAちゃん泣かしてんなよ」

木下「そうだ〜先輩のくせに〜」

成田「ハゲ〜」



田中「泣かせてねぇよ！
てか毎回悪口まぜんな！！！」



これ、これ私が着ていいんか…

本物やぞ…

プレミアつくぞこれ…




清水「Aちゃん、着てみて！」



可愛く微笑んだ清水先輩に言われちゃ着るしかねぇ(チョロい)





私も恐る恐るジャージに袖を通した。

「うっ、うぉ…うう…」

新品の服の匂いがする…

ホンモノだぁ…モノホン…モノホンだァ…

ほか4人の新人1年の横に並び呻き声を上げ

この幸せをどう表現すればと天を仰ぐ。


澤村「これから、烏野バレー部として。

せーの！！！！」


先輩「よろしく！！！！」


ううっお……

「んんん………」

月島「…なんでそこまで泣いてんの」

「お前さんにはこの幸せがわからんだろうなぁ…」

月島「…はぁ…？」

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