第50話 ページ1
次の日 朝5時
死ぬほど重たい瞼をこじ開け
まだ寒い空気に体をふるわせる。
早朝練に行くか否かで迷った結果
欲に忠実な私は結構早めに迷うのをやめ
こうして体育館へと足を運んでいる。
でも不思議なものだなー。
前世から引き継いで苦手な早起きですら
こんな時は難なくできてしまう。
愛って無敵☆
体育館前へ行くともう既に影山と日向がいた。
影山「A！？」
日向「A！来てくれたのか〜！？」
影山と日向が私に気づいて目を丸くする。
「うん。2人の朝練見たいなーと思って」
これはめちゃめちゃ本心だ。
バラバラだったふたりの呼吸が
どうやってあっていくのか。
この目で見てやろうと思うのだ。
日向「A来てくれんのすげぇ嬉しい！
…でも体育館がやっぱ開いてなくてさーー…」
あぁそれなら
そろそろあの人が来るはず。
田中「やっぱキッついなぁ〜5時は。」
きた〜!!!!!!!!田中せんぱーい！!!!!!
日向「田中さん！？」
田中さんの指にきらりと光るもの。
田中「七時前には切り上げろよ？」
体育館の鍵だ。
日向「田中さァァァん！」
影山「あざす！」
田中「わははなんていい先輩なんだ俺！
田中先輩と呼べ！！」
日向/影山「田中先輩！！！！」
まだ暗い朝の空に2人の声が響き渡った。
そしてその後田中先輩が私に気づいてオドオドする一連の流れがあり、
ようやく体育館内へ。
日向「ふざけんな俺が一番乗りだ」
影山「もう田中さんが入ってるから1番じゃねぇだろ！」
おーいおい……
「二人とも、早く入らないと時間なくなる」
田中(おお…2人が言うことを聞いた…)
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もっち(プロフ) - めっちゃ面白かったです！更新待ってます！ (2021年12月12日 18時) (
レス) @page28 id: 52318af24f (このIDを非表示/違反報告)
夢小説ないと生きていけない奴 - 一気見させて頂きました！最高です！ (2021年10月29日 22時) (レス) @page28 id: a382c5db18 (このIDを非表示/違反報告)
作者1号(プロフ) - 一気読みさせて頂きました！とても面白いです！気が向いたらでいいので更新楽しみにしております！ (2021年10月17日 13時) (レス) @page28 id: bdaf5d171a (このIDを非表示/違反報告)
naonao(プロフ) - トリップ系の作品めっちゃ好きやわぁ〜。この作品めっちゃおもろいやん！ (2021年10月11日 11時) (レス) @page28 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
お稲荷 - あまねさん» それな。 (2021年10月3日 1時) (レス) @page28 id: 1fca91c3e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜螢 | 作成日時：2019年2月6日 15時
