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丸山side
渋やんの様子を見守ってから1時間近く経った。
暇な奴やな、俺も←
そんなんしてたらスタッフさんの撮影終了の声。
それと同時にものっすごい速さでその場を飛び出した渋やん。
どうしたんやろ…大丈夫かな‥；
そう思って俺も周りの人にバレへように渋やんの後を追いかけた。
辿り着いたのは近くのビルの中のトイレ。
一番手前の個室だけドアが閉まっていて
中から嗚咽とﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｯｯていう水音が聞こえてくる。
あぁ…渋やん気持ち悪かったんやな…。
渋やんのことやしプライドもあるやろうから、
ほんまやったら落ち着いてこっち出てくるまで待ってようかとも思ったんやけど
なかなか吐き気が治まらんみたいやし、どんどんこっちが心配になってきて…。
嫌かもしらんけどしゃあないな思って、気づいた頃にはトイレのドアをノックして中に入っとった。
丸「ごめんな、無理矢理入って…」
渋「どしておるん…ぅｯ…はぁ…」
丸「オフやったからそこらブラブラしとったらたまたま見かけたんよ。しんどそうやね…大丈夫？」
渋「んん、あかんｯｯ…気持ち悪ｯｯ…ぅぇｯｯ…おぇぇｯｯ!!!!」
丸「あー喋らんでええよ‥；ごめんなごめんな；」
そう言って渋やんの背中を擦ってあげるんやけど
全然落ち着かへんみたいで、時々胸を擦りながら
しんどそうに息をする渋やん。
…てか、よくよく見てみると渋やん、めっちゃ厚着してへん？しかも結構タイトなやつやん。
こんなん着てたら暑くて余計具合悪なるて‥；
丸「渋やんごめん、ちょっと服緩めるな？」
そう言うてジャケット脱がして、レザーパンツのチャック開けてあげたら
渋「んｯｯ…ちょっと楽…ｹﾞﾎｯ…」
あぁ、やっぱ暑さのせいもあったんやな。
丸「渋やん、気持ち悪いの全部出しちゃって、落ち着いてから出ような。ゆっくりでええよ」
そう言うたら渋やんは黙って頷いて、
その後もちょっと吐いてもうたんやけど、
10分くらいしたらだいぶ落ち着いてきたみたいやった。
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あちょ(プロフ) - みすずさん» 初めまして^^コメントありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです！これからも楽しんで頂けるような作品が書けるよう頑張ります^^ (2014年10月16日 23時) (
レス) id: f633010bb8 (このIDを非表示/違反報告)
みすず(プロフ) - 初めまして。私この小説大好きです。いつも更新されるのを楽しみにしています。 (2014年10月16日 20時) (レス) id: 17137fbb61 (このIDを非表示/違反報告)
さっこ(プロフ) - ありがとうございます！お互い頑張りましょうね！ (2014年10月15日 6時) (レス) id: 83354fb728 (このIDを非表示/違反報告)
あちょ(プロフ) - さっこさん» 初めまして^^コメントありがとうございます。今度さっこさんの作品も読ませていただきますね♪ (2014年10月15日 0時) (レス) id: f633010bb8 (このIDを非表示/違反報告)
さっこ(プロフ) - 初めまして！「俺は今まで幸せでした」を書いている、さっこです！関西人です（笑）更新、楽しみにしています！ (2014年10月14日 21時) (レス) id: 83354fb728 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちょ
| 作成日時：2014年10月1日 19時
