気をつけなアカンで！２１

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大倉side

意識が飛んだあとの俺は、

どうやらしばらくそのままトイレの床で寝そべってたらしい。

いや、せめてどこか別んとこ運んでよ！

言うてもそこ、トイレやで？！

なんぼキレイ好きな横山くんの家とはいえ、

衛生面とか色々気になるやんか！

でもそれ言うたら

「そんなん言うてる場合ちゃうかってんて！」
「アホか、お前！」

って めちゃくちゃ怒られたけど。

話聞いたら、下手に俺のこと動かして、

余計に体調が悪化しても困るからっていう2人の判断の結果やったみたい。

実際そのまま2人に救急車呼ばれて、

気付いたら病室で点滴繋がれてたってオチやし。



―――


大「なぁ〜お願いって〜。今日はあんなヘマせぇへんからぁ〜」

村「当たり前や！っていうか、お前覚えとるやんけ！」

やっば。バレた。

横「もうええんちゃう？」

村「お前、ほんま甘いな」

横「だってそんな、一生飲むな言う方が無理やんけ。逆にストレス溜まってアホみたいに飲まれても困るしな(笑)」

村「まぁ、それは一理あるな」

ちょ、アホみたいって失礼ちゃう？

こっちが謙虚に頭下げてるからって、好き放題言うなぁ、ほんま。

横「大倉、どうすんねん。行かへんの？」

大「えっ」

村「文句あるなら行かんでもええねんぞ」

大「いっ、いやいや‼文句なんてないです‼行きます‼行かせてください‼」

しゃあないっ、今回はそんなブーブー言うてる状況ちゃうわ‼

なんやかんや言うても結局俺のお願いに付き合ってくれるお兄ちゃん達に感謝して、

これからはお酒にはちゃんと注意して飲みます!!








……たまにやらかすかもやけど♡



end

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