気をつけなアカンで！２１

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安田side

どのくらいその状況が続いてたんかはわからない。

でも少しずつ意識がハッキリしてきたと同時に、

誰かが優しく頭を撫でてくれてる感じがした。

安「………りょぅ？」

錦「章ちゃんっ、大丈夫?!」

安「ん…､､」

目をゆっくり開けると、亮の顔が目の前にあって。

亮の膝を借りて、その場に横になってるんやっていうのがわかった。

錦「ビックリした…顔色真っ青やし、急に倒れるんやもん､､」

安「ごめんなぁ､､迷惑かけた…」

錦「迷惑ちゃうけどさぁ､､でもあんま心配かけんといて？」

俺、生きた心地せぇへんかった……って、

眉毛を八の字にさせて子犬みたいに目ぇ潤ませて言う亮。

そんな顔見せられたら、こっちまで切なくなる。

安「ごめんな、亮。でもありがと、俺 嬉しいわ」

そう言って、しょんぼりしとる亮の頬を下から撫でてあげると

錦「やめてぇや！///」

って言いつつも顔真っ赤にして照れてんの♡かわええなぁ♡



−−−−−−−


安「亮ぉー？これ聴いてー♪」

錦「章ちゃん！また睡眠時間削って作ってきたん?!」

安「え〜??(笑)そんな怖い顔せんといてぇや〜(笑)」

あれから数日で貧血の症状もすぐ落ち着いてんけど、

ずーっと大人しく規則正しい生活をするのって、正直俺には難しくて(笑)

今日もこんな調子で曲作って亮に聴いてもらおとお願いしては怒られる始末(笑)

でも最低限のラインはきちんと守らなあかんなってのは思ってるよ？

なんぼなんでもこの前みたいなんは二度とあってはダメやって思うもん。

俺が言うのも説得力ないけど、皆はきちんと規則正しい生活を心掛けてな？(笑)



end

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