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忠義side
ドアを開けた後、俺の人生終わったな…って思いながら、
ほんまやったらすぐにでも片さなあかんのに、
こんなことになっても涙が溢れるのをAに見せるのが嫌で、下を俯くことしか出来なくて。
そんなんしてたら優しく背中を擦られて、
「風邪引いたら大変だよ？立てる？」
って手を引いてバスルームまで促された。
ザッとシャワーを浴びてバスルームを出ると、
新品のバスタオルがおいてあったのと同時に、洗濯機の回る音が聞こえるから
俺の汚れた服を洗ってくれてんねや…ってのがわかって、また鼻の奥がツンとした。
−−−−−−−
忠「……ありがと､､」
部屋に戻るとさっき俺が汚したとこはキレイになってて。
「どういたしまして。ごめんね、私の部屋着しか置いてなくて…寒いよね」
忠「平気…ごめんな､､」
女の子1人暮らしやもん。男モンの部屋着なんて普通あるわけないから、
身体拭かせてもらう時に借りたバスタオルを羽織って暖をとる。
「あっ、そうだ！これ」
そう言って、大きめのブランケットと暖かい紅茶を出してくれた。
至れり尽くせりでほんま申し訳ないし情けないし悲しいしで…感情がぐちゃぐちゃ。
涙腺ぶっ壊れてんちゃうか？って思うくらい、またもや涙が溢れそうになる。
「…忠義？」
忠「…ｸﾞｽｯ､､泣」
「なんで泣くのー！(汗)」
この状況、ほんまありえへんやん。
絶対Aやって引いたやろうし、もう死にたい､､。
「いやいや、こんなことで死んだらそれこそ引くわ！(笑)」
忠「…ぅ､､」
知らぬ間に心の声が漏れてたのか、笑いながら俺の背中を擦ってくれるA。
「実はね、私、緊張しちゃって。誤魔化すために忠義にどんどん飲み物すすめちゃった」
えっ、Aも緊張してたん？
頬紅く染めながら、ごめんね？って謝ってくるA。
忠「ち、違うっ。俺もドキドキしてもうて、どうしたらええか分からんくて…俺の方こそほんまにごめんなさい!!」
どう考えても俺が謝らなあかんのに、先に謝らせてしまうなんて。
頭が床に着くんちゃうか？ってくらい深く謝罪をした。
「なんだぁ、忠義もかぁ」
安心した！ってギュって抱きついてくるAに応えるように、俺もギューってして。
自分がおかしてしまった失態を消し去ることは出来ひんし、
心に受けたダメージもかなりデッカイもんやったけど、
ほんまにAが彼女で良かったなって改めて実感することが出来たわ。
end
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あちょ(プロフ) - ゆぅさん» いつもリクエストや温かいコメント、ありがとうございます^^今後もよろしくお願いします！ (2017年12月4日 17時) (
レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - リク作品ありがとうございました。期待通りの内容でとても良かったです♪これからも無理せずあちょさんのペースで頑張ってください！！応援してます♪ (2017年12月4日 9時) (レス) id: 3ed0e6fa7f (このIDを非表示/違反報告)
あちょ(プロフ) - みぉさん» 途中更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした(;_;)少しでもご希望に応えられていたら幸いです。こちらこそリクエストありがとうございました^^ (2017年11月11日 9時) (レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
みぉ(プロフ) - 期待通りの展開でした！また機会があればリクエストさせていただきます！ありがとうございました！ (2017年11月11日 8時) (レス) id: ca0a2956ae (このIDを非表示/違反報告)
あちょ(プロフ) - みぉさん» ありがとうございます(;_;)できる範囲で頑張らせていただきたいと思っています。今後もよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年11月6日 15時) (レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちょ
| 作成日時：2017年7月11日 8時
