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パパside
(ﾀﾀﾀｯｯ…ｶﾞﾁｬｯｯ)
…これで何回目やろ。あいつ、ほんま大丈夫か？
侯が薬飲んで部屋に戻ったあと、残りの家事やら諸々済ませて
そろそろ風呂にでも入ろうかなーなんて考えててんけど、
さっきから廊下を走っては暫くして流水音が聞こえる…っていうのが何回か続いてて。
俺はリビングに居るし、侯がトイレに行ってんのは一目瞭然。
腹の調子悪いみたいやからしゃあないっちゃしゃあないねんけど、
部屋戻ってから1回も顔見てへんし、あまりにも回数が多いから少し心配やな…。
今度トイレ出てきたタイミングで1回様子見とこか。
そう思って廊下に出ると、トイレのドアが少しだけ開いてることに気付いた。
小さい頃はドア全開にしてトイレしとった頃もあったけど、
さすがに中学生もなってドア開けたままトイレすることなんてまずない。
嫌な予感を抱えつつ、ゆっくり近付いて行ったら
侯「んっ、ﾊｧｯ…、うぅｯｯ…」
………何か唸ってへん？
(ｺﾝｺﾝｯ)
「侯ぃー、大丈夫か？」
一応もう中学生やし、勝手に入るのはあかんかと思ってドア越しに声をかける。
侯「…ん､､」
いやいや、だから分からんて。
さすがにこんなしんどそうな声聞かされたらなんぼ俺でも、
さっきと同じように簡単に聞き流すことは出来ひんわ。
「侯？嫌かもしらんけどちゃんと言うてくれな困る…
そう言いかけた時、
侯「…っ、ぅ…､､ｵｪーｯ…っ、』
えっ、吐いてもうてるやんっ。
「ごめん、入るで！」
ほんまはソッとしといてほしいかもしらんけど、
鍵も開けっ放しで唸ってたとこみたら相当しんどいはず。
有無を言わさず勢い良くドアを開けた。
「侯っ」
そこには真っ白な顔して便器を抱えるように蹲ってる侯。
「さっきからずっと吐いてたん？何で早ぅ言わへんねん」
背中を擦りながら俺もその場にしゃがむ。
侯「っ、薬飲んで…ちょっとし、たらお腹、痛くて…むっちゃ気持ち悪なっ、て…そんで…っ、ぅｯｯ…」
もう隠すのも限界がきたのか、素直に答え始めた侯やけど
ちょいちょいこみ上げてくるモンを堪えながら喋ってるのがほんま辛そう。
「分かった分かった。ごめんな、喋らんでええから」
これは落ち着くまで暫くトイレ居った方がええな。
そう思って、とりあえずじんわり熱を帯びてる侯の背中を擦り続けた。
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あちょ(プロフ) - ゆぅさん» いつもリクエストや温かいコメント、ありがとうございます^^今後もよろしくお願いします！ (2017年12月4日 17時) (
レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - リク作品ありがとうございました。期待通りの内容でとても良かったです♪これからも無理せずあちょさんのペースで頑張ってください！！応援してます♪ (2017年12月4日 9時) (レス) id: 3ed0e6fa7f (このIDを非表示/違反報告)
あちょ(プロフ) - みぉさん» 途中更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした(;_;)少しでもご希望に応えられていたら幸いです。こちらこそリクエストありがとうございました^^ (2017年11月11日 9時) (レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
みぉ(プロフ) - 期待通りの展開でした！また機会があればリクエストさせていただきます！ありがとうございました！ (2017年11月11日 8時) (レス) id: ca0a2956ae (このIDを非表示/違反報告)
あちょ(プロフ) - みぉさん» ありがとうございます(;_;)できる範囲で頑張らせていただきたいと思っています。今後もよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年11月6日 15時) (レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちょ
| 作成日時：2017年7月11日 8時
