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パパside
目覚めた途端に急に抱きついてきた思ったら、
グッと身体に力入れて明らかに泣くの我慢してるのがわかって、
声掛けたったら気が緩んだのか、信五は案の定泣き始めた。
暫くの間デカい声あげて泣いて今も俺の胸にひっついとるけど、
思いっきり泣いていくらかスッキリしたのか、表情はさっきほどしんどくなさそう。
「なんぼか落ち着いた？」
信「ん､､でもまだ…」
「うん、ええよええよ。まだこうしてよな(撫」
信五って小さい頃から自分の弱いとこを見せへん子やったから、こんなふうに甘えてくるんは珍しい。
逆を言えば、甘えてしまいたくなるほど今回は気持ち的に辛くなっとったってことかもしらんけど…。
そんなんなるまで1人で頑張って耐えてたんかと思うと、
こっちまでしんどなってきて無意識に抱きしめる腕に力が入る。
信「……おとん？」
「んー？」
信「俺な、まさか倒れるとは思わんかってん…皆に負けへんように頑張ってただけやのに…､､」
そこまで言うと、またじわじわと目に涙を溜めて『ごめんなさい』と謝ってきた。
「謝る必要なんてないよ。おとん、信五が頑張ってたんは知ってるで？」
信「んっ…」
「ただ今回はちょっとだけ頑張り過ぎてもうたけどな(笑)」
そう俺が笑うと、少し俯いて
信「だって……出遅れたぶん、頑張らなあかんもん､､」
あーあー、またポロポロ溢れ出し始めてもうた。
「頑張るのと無理するんは違うんやで？常に全力疾走しとったら息切れしてもうて、本来の実力出し切れへんやん」
サッカーでもそうやろ？って聞くと、コクンと静かに頷いた信五。
「すぐに周りに追いつくのは難しいかもしらん。でも信五の努力は無駄には絶対ならんから。時には適当にやったったらええねん」
信「……おとんみたく？」
「(爆)お前、俺のこと適当や思ってたんか!!」
信「…ふふっ(笑)」
おっ。笑った笑った。
ちょっとは俺の気持ちも伝わったんとちゃうかな。
−−−−−−−
信「おはよー！」
「おはよぉ。どうや？体調は」
信「バッチシやで！12時間くらい寝たったし！」
「お前、それは寝過ぎやろ(笑)」
次の日の朝、信五の顔は良い意味で力が抜けて元気に戻ってた。
きっと信五は真面目やから、今後も気付かへんとこで頑張り過ぎてまうことがあるかもしらん。
でもそん時は今回のこと思い出してくれたらええな。
end
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あちょ(プロフ) - ゆぅさん» いつもリクエストや温かいコメント、ありがとうございます^^今後もよろしくお願いします！ (2017年12月4日 17時) (
レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - リク作品ありがとうございました。期待通りの内容でとても良かったです♪これからも無理せずあちょさんのペースで頑張ってください！！応援してます♪ (2017年12月4日 9時) (レス) id: 3ed0e6fa7f (このIDを非表示/違反報告)
あちょ(プロフ) - みぉさん» 途中更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした(;_;)少しでもご希望に応えられていたら幸いです。こちらこそリクエストありがとうございました^^ (2017年11月11日 9時) (レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
みぉ(プロフ) - 期待通りの展開でした！また機会があればリクエストさせていただきます！ありがとうございました！ (2017年11月11日 8時) (レス) id: ca0a2956ae (このIDを非表示/違反報告)
あちょ(プロフ) - みぉさん» ありがとうございます(;_;)できる範囲で頑張らせていただきたいと思っています。今後もよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年11月6日 15時) (レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちょ
| 作成日時：2017年7月11日 8時
