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パパside
「どうしたん？今昼休みやろ？」
……は‼もしかして弁当忘れたんか?!
あれ程忘れてへんか確認したのに…ったくー。
亮『……い…した…』
「ん?!なんて？」
亮『…早退した』
早退?!何でやねん‼
…って、それは後から聞くとして……。
「ほんで今どこに居るん？家か？」
亮『ぃゃ…駅…しんどくて…』
しんどいって…俺の違和感、ビンゴやん。
やっぱり朝から調子いまいちやったんやな。
亮『どうしよ……電車…乗られへん､､』
震える声でそう話す亮。
せやから朝聞いた時に隠さんと素直に言えばええのに…まぁ、今更そんなん言うても遅いけど。
「ちょっと待っとき。すぐ行ったるから」
亮side
保「頑張り過ぎたんかな？大事にせなあかん時期やし、家でゆっくり休みなさいね」
亮「はい…」
グラウンドに移動してる最中、
だんだん歩いてるのもしんどなってきて、気付いた友達に保健室まで連れてかれてもうた。
熱も高いし早退しろって言われて駅まで何とか辿り着いたけど、
電車待つためにベンチに腰掛けたら立ち上がるのもキツくて…。
どうすることも出来ひんし、仕方無しにおとんに電話したら、すぐ来るから待っときって。
亮「……ﾊｧｯ､､」
座ってるのも辛くなってきて、誰も座ってへんのをいいことにベンチに横になった。
保健室でも言われたけど、この大事な時期に俺、何やってんねやろ。
朝体調悪かった時点でおとんに言うてたら薬飲んだり何だって出来たはず。
やのに誤魔化すことに精一杯で、無駄に意地張って平気なフリして……めっちゃアホやん。
そんなこと考えてたら情けなさで鼻の奥はツンとするし、視界も涙でぼやけてきた。
「亮？」
名前を呼ばれた気がして、ふと顔を上げると
「遅なってすまん。車停めとるから、そこまで頑張れるか？」
息を切らして額には汗を浮かべたスーツのおとんが目の前に居って、
急いで来てくれたんやってのと安心感とで俺の涙腺は崩壊。
亮「おとん､､ｸﾞｽｯ…泣」
「泣くな泣くな。大丈夫やから」
そう言っておとんに肩を支えられて車までゆっくりゆっくり歩いた。
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あちょ(プロフ) - ゆぅさん» いつもリクエストや温かいコメント、ありがとうございます^^今後もよろしくお願いします！ (2017年12月4日 17時) (
レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - リク作品ありがとうございました。期待通りの内容でとても良かったです♪これからも無理せずあちょさんのペースで頑張ってください！！応援してます♪ (2017年12月4日 9時) (レス) id: 3ed0e6fa7f (このIDを非表示/違反報告)
あちょ(プロフ) - みぉさん» 途中更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした(;_;)少しでもご希望に応えられていたら幸いです。こちらこそリクエストありがとうございました^^ (2017年11月11日 9時) (レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
みぉ(プロフ) - 期待通りの展開でした！また機会があればリクエストさせていただきます！ありがとうございました！ (2017年11月11日 8時) (レス) id: ca0a2956ae (このIDを非表示/違反報告)
あちょ(プロフ) - みぉさん» ありがとうございます(;_;)できる範囲で頑張らせていただきたいと思っています。今後もよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年11月6日 15時) (レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちょ
| 作成日時：2017年7月11日 8時
