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侯隆side
侯「んーｯｯ､､」
家事が一段落ついたとこでググっと背筋を伸ばす。
バタバタしとった間に信五と隆平は出かけてて、
双子とすばるの3人は各々やるべきことが終わったんかして、自分らの部屋に上っていった。
…あれ。そういや たぁってまだ2階に居るんかな。
部屋行く言うてから結構時間経ってんねんけど、
1人で何して遊んでんねやろ。まさか寝てるとか？
ありえる。
あいつ気付いたらどこでも爆睡しとるからな。
そう思っとった時。
忠「ふぅー」
3人と入れ替わるように、2階から降りてきた たぁ。
おでこの汗を拭うかのような仕草見せとるけど、何してたんやろ？
侯「たぁー。2階で何して遊んでたん？」
忠「ひみつー。たーくん『忙しい』やったから」
いや、お前さっきまで皆に遊ぼ遊ぼ言うてたやん。まぁええけど。
1人で大人しくしとったし、昼飯はたぁの好きなもんにしたるか。
侯「今日のお昼何にしよか？たぁの好きなのでええよ」
忠「わーい♪えっとねー、カレーとー天丼とー」
待て待て、好きな食べ物聞いてるんちゃうねん。
そんなん話してる時やった。
(ﾀﾞﾝｯﾀﾞﾝｯﾀﾞﾝｯ)
えらいデカイ音立てて降りてくんな思ったら、勢い良く双子が走って来た。
章・亮「「たーくんｯｯ!!!!」」
忠「(ﾋﾞｸｯ‼)」
2人の怒鳴り声に驚いて、サッと俺の背中に隠れた たぁ。
侯「どうしたん？いきなりそんな大きい声出したらビックリするやろ」
章「たーくんが悪いんや‼」
亮「おいｯ、お前隠れんとこっち出て来いって‼」
凄い剣幕で怒っとるけど、いまいち状況が読めへん。
す「ちょぉ、きみ兄」
侯「ん？ごめん、今ちょっと」
す「これ見て」
侯「何？……は?!」
一足遅れて降りてきたすばるにそう言われて目を向ければ、
片手にはハサミ、そしてもう片手には弦が切られてるすばるのギター。
侯「どうしてん、それ!!」
す「知らん。部屋行ったら床にハサミ落っこちてて、隣にあったギターはこんなんやし」
えっ、何で？
章「僕と亮の部屋もオモチャ箱の中身、ぜーんぶひっくり返っててんから‼」
亮「絶対たーくん犯人やん!!」
す「信五の雑誌も破れとるし、隆平の自由帳も落書きだらけやったわ」
あまりにも情報が溢れ過ぎて思考が追いつかへんけど、
3人の言うてることと、すばるの手に握られたハサミとギター、
そして何より俺の後ろに静かに隠れてるたぁの様子からして、
たぁがイタズラしたんはほぼ確定やな。
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あちょ(プロフ) - ゆぅさん» いつもリクエストや温かいコメント、ありがとうございます^^今後もよろしくお願いします！ (2017年12月4日 17時) (
レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - リク作品ありがとうございました。期待通りの内容でとても良かったです♪これからも無理せずあちょさんのペースで頑張ってください！！応援してます♪ (2017年12月4日 9時) (レス) id: 3ed0e6fa7f (このIDを非表示/違反報告)
あちょ(プロフ) - みぉさん» 途中更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした(;_;)少しでもご希望に応えられていたら幸いです。こちらこそリクエストありがとうございました^^ (2017年11月11日 9時) (レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
みぉ(プロフ) - 期待通りの展開でした！また機会があればリクエストさせていただきます！ありがとうございました！ (2017年11月11日 8時) (レス) id: ca0a2956ae (このIDを非表示/違反報告)
あちょ(プロフ) - みぉさん» ありがとうございます(;_;)できる範囲で頑張らせていただきたいと思っています。今後もよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年11月6日 15時) (レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちょ
| 作成日時：2017年7月11日 8時
