３ ページ11
錦戸side
大倉の様子をちょいちょい気にしつつ、ライブは後半戦に突入。
きっと客席には、汗かきながら力いっぱいドラムを叩いてる大倉の姿は、
単にテンション上がってリズムを格好良く刻んでるように見えてるんやろうけど、
俺の予想から行くと結構ギリギリんとこでやってると思う。
−−−−−−−
そんなんして、何とかアンコールを迎えた。
立ち位置がたまたま大倉の隣になったもんやから、
錦「大丈夫？」
周りに聞こえへんくらいの声で話かけると、ゆっくり首を横に振る大倉。
よくよく見たら涙目やし、眉間にシワ寄せて全身に力が入ってる感じ。
錦「もう少し頑張り。終わったらすぐ捌けてええから」
少しでも楽な姿勢にさせたろ思って、皆が花道とか歩き回ってる最中、
俺らはステージから動かんと、腰んとこグッと支え合いながらユラユラ揺れて過ごしてた。
大倉side
「ありが…
大「ありがとー！バイバーイ！」
誰かがマイク越しに喋ってたんを遮ってまでデカイ声を張り上げて、
誰よりも先に裏に捌け、ただひたすらトイレまでの廊下を走る。
…でも想像以上に膀胱も腸もパンパンやったみたいで
思うように足が動かず、おもいっきし転けた。
大「いった……っ、(ｼｮﾛｯ…ｼｮﾛﾛ…)ぅ､､」
その衝撃で止められなくなったものが、少しずつ俺の股んとこに伝って色を変えていくのがわかって､､
とりあえず人影のなさそうなところへ頑張って移動して、
首にかけてたタオルでギュッと前を抑えてた時。
錦「大倉!!」
後ろから亮ちゃんが走ってきてくれた。
錦「…あー、しゃあないしゃあない。そのままタオルにしちゃお」
俺の状況を瞬時に察知して、ゆっくり背中を擦ってくれるんやけど､､
大「りょ、ちゃん…」
錦「ん？」
大「…っ、出ちゃぅ､､」
錦「気にせんでええって」
亮ちゃんは既におしっこしてもうてるやん、って顔しとるけど、
ちゃうねん。それだけやないのよ。
(ｷﾞｭﾙｯ…ｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙ)
大「ぅっ、ん…ち､､」
錦「ごめん、何て？」
前を抑えながら咄嗟にお尻へ手をあてたけど
大「っ…、ごめっ、もう無理ｯｯ!!泣」
錦「え?!ちょ、大倉?!」
亮ちゃんがビックリしてるのを横目に、ザッと濡れた衣装とパンツを降ろして
前にあてがっていたタオルをお尻の下に敷いてしゃがみこんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うの - 面白くて、読んでると時間忘れちゃいますwまだ、書いてるかわかりませんが、これからも頑張ってください！ (2019年9月24日 0時) (
レス) id: ffe7c1f182 (このIDを非表示/違反報告)
あちょ(プロフ) - 萩好きさん» こちらこそいつも嬉しいコメント、ありがとうございます^^更新まで、暫くお待ちください。 (2017年9月25日 21時) (レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
萩好き(プロフ) - 更新ありがとうございます。また楽しみにしております。 (2017年9月25日 20時) (レス) id: cb2ed7f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
あちょ(プロフ) - 萩好きさん» ありがとうございます^^土日のうちに更新できれば…と考えております。よろしくお願いします^^ (2017年9月22日 18時) (レス) id: ff7b5f9419 (このIDを非表示/違反報告)
萩好き(プロフ) - 更新ありがとうございます。ゆっくりでいいので次回の更新楽しみにしております。 (2017年9月22日 15時) (レス) id: cb2ed7f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あちょ
| 作成日時：2017年5月19日 21時
